三木敏夫
三木 敏夫(みき としお、1946年 - )は、日本の経済学者。札幌学院大学名誉教授。専門は、開発経済学・経済政策。中小企業診断士の資格を有する。
人物
編集徳島大学名誉教授三木就の次男として石川県金沢市で生まれる。父親の勤務の関係で父の故郷徳島市に移る。徳島大学附属中学 徳島市立高等学校卒業 法政大学経済学部を経て、1972年、明治大学大学院政治経済学研究科経済学専攻修士課程修了[注釈 1]後、日本貿易振興会(ジェトロ)入会、経済協力事業・調査事業に従事し、マレーシアとアメリカ(世界銀行グループ多数国間投資保障機関MIGA)に勤務。1998年より2000年まで静岡産業大学経営学部兼任講師などを経て、2000年、日本貿易振興会を退職し、札幌学院大学経済学部教授に就く。2014年同大学を退職し、札幌学院大学名誉教授[1][2]。
この他に、マレーシア国民大学客員教授、北海学園大学非常勤講師、酪農学園大学非常勤講師、亜細亜大学アジア研究所客員研究員、創価大学システム研究所客員研究員、中小企業大学校講師、札幌商工会議所委員、函館関税関税モニターなども務めた。
著書
編集- 『イラン-その国土と市場』 (科学新聞社出版局 、1981年 共著)
- 『クウエイト―その国土と市場』((科学新聞社出版局、1984年 共著)
- 『世界銀行と投資促進戦略』((科学新聞社出版局、1995年)
- 『海外直接投資促進論』((科学新聞社出版局、1997年)
- 『アジア通貨危機の経済学』(東洋経済新報社 、1998年 共著)
- 『アジア経済と直接投資促進論』 (ミネルヴァ書房 、2001年)
- 『ASEAN先進経済論序説ーマレーシア先進国への道』(現代図書、2005年)
- 『東アジア経済発展論ー東アジア共同体形成にむけて』(創成社 2010年)
- 『マレーシア新時代―高所得国入り』(創成社 2011年初版、2013年2月改訂再版、2015年5月改訂三版)
脚注
編集- 脚注
- 出典
- ^ 『北海道人物・人材リスト 2004 な~わ』日外アソシエーツ、2003年12月、1984頁。国立国会図書館書誌ID:000007358541。
- ^ Researchmap. “三木 敏夫”. 国立研究開発法人科学技術振興機構知識基盤情報部. 2017年3月2日閲覧。