三升家小勝
ウィキメディアの曖昧さ回避ページ
三升家 小勝(みますや こかつ)は、落語家の名跡。当代は八代目。初代から四代目までは三升亭 小勝(みますてい こかつ)と名乗っていたが、五代目の時に亭号を「三升家」と改めた[注 1]。
「三升」とは歌舞伎役者市川團十郎家の定紋であり、歴代の小勝一門も三升の紋を使用している。初代小勝が七代目市川團十郎と交流があり、三升の紋を借りて「三升亭」の亭号を名乗ったとされる[注 2]。
もともとは三遊派から生まれた名跡であるが、四代目以降は柳派にあたる人物が襲名している[注 3]。
初代 | |
生年月日 | 不詳年 |
---|---|
没年月日 | 不詳年 |
師匠 | 初代三遊亭圓生 |
名跡 | 1.三遊亭小勝 2.尾上小勝 3.三升亭小勝 |
家族 | 初代立川善馬(甥) |
初代三升亭 小勝(みますてい こかつ、生没年不詳)は、落語家。
初めは歌川國八といい木戸芸者とも絵師ともいわれる。
初代三遊亭圓生の弟子となり、三遊亭小勝、尾上小勝を経て三升亭小勝となった。
本名、享年ともに不詳。
門下
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- 諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編『古今東西落語家事典』平凡社、ISBN 458212612X