三上昭美
三上 昭美（みかみ てるみ、1931年〈昭和6年〉1月1日[1] - 2018年〈平成30年〉8月19日 ）は、日本の歴史学者。中央大学文学部教授。日本の近代史の研究者として知られる。日本古文書学会常任理事。岡山県新見市出身[2]。
みかみ てるみ 三上 昭美 | |
|---|---|
| 生誕 |
1931年1月1日 日本・岡山県阿哲郡新見町（現・新見市） |
| 死没 |
2018年8月19日（87歳没） 日本・東京都日野市 |
| 国籍 |
日本 |
| 出身校 |
旧制岡山県立高梁中学→ （現・岡山県立高梁高等学校） 旧制第三高等学校→ 中央大学法学部 |
| 職業 | 教育者・歴史学者 |
| 団体 |
中央大学関係者 日本古文書学会 明治維新史学会 地方史研究協議会 |
| 肩書き | 中央大学文学部教授 |
経歴
編集生い立ち
編集1931年（昭和6年）、岡山県阿哲郡新見町（現：新見市）で出生する。その後、地元に近い旧制岡山県立高梁中学（現：岡山県立高梁高等学校）へ進学する。同期には岡山大学名誉教授の佐藤巌がいた。
5年制であった旧制中学を4年で飛び級卒業（新制中学校へ移行処置）し、旧制高等学校で最後の入学生となる1947年に京都にある第三高等学校文科へ進学した。卒業を経て、1950年（昭和25年）司法界で権威がある中央大学法学部へ入学した。その後、中央大学大学院文学研究科・国史東洋史専攻修士課程を修了した[2]。
歴史学者として
編集1962年（昭和37年）中央大学文学部史学科助手となり、専任講師や助教授を経て、1982年（昭和57年）51歳の時に中央大学文学部教授となる。三上の専門分野は、日本近現代史であり、吉岡弥生の研究で知られた。日本古文書学会常任理事を経て、1989年（平成元年）にはフランスへ留学する[2]。1994年（平成6年）には、立正大学の講師も務める[3]。
この他にも三上は、明治維新史学会や地方史研究協議会にも属した。2018年（平成30年）8月19日に死去。享年87歳だった[2]。