三上俊治
三上 俊治(みかみ しゅんじ、1947年[1] - )は、日本の社会学者、東洋大学名誉教授[2]。社会心理学者をされることもあり[3]、専門領域は、メディア・コミュニケーション論、社会情報学、情報行動論、環境メディア論、世論研究などにおよぶ[4]。
経歴
編集1971年6月[4]、東京大学経済学部を卒業後、大学院社会学研究科で新聞学を専攻して1978年まで在籍し[5]、同年に東京大学新聞研究所助手となった[4][5]。この間に、社会学修士を取得している[6]。
1982年に東洋大学講師となり、1985年に助教授へ昇任して[5]、1992年に東洋大学社会学部教授となった[4][5]。2017年、東洋大学名誉教授。
2000年から2017年まで、World Internet Project[7]の日本チーム代表を務めた。
おもな著書
編集単著
編集- 情報環境とニューメディア、学文社、1991年
- メディアコミュニケーション学への招待、学文社、2004年
- 社会情報学への招待、学文社、2005年
翻訳
編集脚注
編集- ^ “三上, 俊治, 1947-”. 国立国会図書館. 2016年10月5日閲覧。
- ^ 武内雄平 (1998年2月21日). “明日の新聞 ネット上でニュースの提供競う(メディア新世紀:4)”. 朝日新聞・朝刊: p. 13. "二月二十日午前七時、東洋大学社会学部教授の三上俊治(五〇)は、いつもと同じように..." - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
- ^ “災害時、メディア活用を 三上・東洋大教授が訴え 阪神大震災検証で講演”. 読売新聞・大阪朝刊・奈良: p. 23. (2000年1月23日). "東洋大社会学部の三上俊治教授(社会心理学)が..." - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ a b c d “バーチャルメディアラボ 制作者プロフィール 三上 俊治(みかみ しゅんじ)”. 三上俊治. 2016年10月5日閲覧。
- ^ a b c d “三上 俊治”. researchmap/国立研究開発法人科学技術振興機構/国立情報学研究所. 2016年10月5日閲覧。
- ^ 各種の履歴では「修士(社会学)」と表記されているが、大学院在籍期間(博士課程を単位取得満期退学したとされる)から、旧制度の「社会学修士」を指すものと判断される。
- ^ “World Internet Project”. 2017年7月9日閲覧。