三ヶ島 (所沢市)
埼玉県所沢市の町名
(三ヶ島から転送)
三ヶ島(みかじま)は、埼玉県所沢市の町名。現行の行政地名は三ヶ島一丁目から五丁目。郵便番号は 359-1164[2]。
三ヶ島 | |
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旧和田家住宅 | |
北緯35度47分45.79秒 東経139度24分24.19秒 / 北緯35.7960528度 東経139.4067194度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | 所沢市 |
人口 | |
• 合計 | 4,709人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
359-1164[2] |
市外局番 | 04[3] |
ナンバープレート | 所沢 |
地理
編集所沢市内の西部、三ヶ島地区に所属する[4]。 狭山湖の北側に位置し、近隣の西狭山ヶ丘、若狭、北野、上山口、勝楽寺、堀之内、糀谷、林と隣接する。 地区内を埼玉県道・東京都道179号所沢青梅線、埼玉県道223号狭山ヶ丘停車場線が通過し、砂川堀都市用水路が流れている。また柳瀬川支流で荒川水系の東川は地内を水源に北東へと流れている。
河川
編集- 橋梁
- 寺山橋(三ヶ島文教通り)ほか
- 橋梁
- 八幡橋
- 下田橋(埼玉県道179号)
- 狭山湖橋(狭山湖通り)
歴史
編集後述(#史跡)の発掘調査により旧石器時代の氷期にも人が住んだ形跡が確認されている。 旧入間郡三ヶ島村の村域であった。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、三ヶ島村、三ヶ島堀之内村、糀谷村、林村が合併し、三ヶ島村の大字三ヶ島となる。
- 1950年(昭和25年) - 大字三ヶ島の一部が分離され、大字和ヶ原の一部となる[5]
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 三ヶ島村が所沢市へ編入され、所沢市の大字となる。
- 1977年(昭和52年)8月1日 - 町名整備により、大字三ヶ島の一部が狭山ヶ丘[6][7]および若狭[8][5]の各一部となる。
- 1978年(昭和53年)
地名の由来
編集「三ヶ島」は中世以前から伝わる呼称で、かつてこの地に人が住み始めた当初に形成された3つの小集落を島に見立てたことに由来する[14][15]。
世帯数と人口
編集2017年(平成29年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
三ヶ島一丁目 | 359世帯 | 926人 |
三ヶ島二丁目 | 195世帯 | 480人 |
三ヶ島三丁目 | 268世帯 | 719人 |
三ヶ島四丁目 | 427世帯 | 1,016人 |
三ヶ島五丁目 | 693世帯 | 1,568人 |
計 | 1,942世帯 | 4,709人 |
小・中学校の学区
編集町丁 | 番・番地 | 小学校 | 中学校 |
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三ヶ島 | 広域 | 所沢市立三ヶ島小学校 | 所沢市立三ヶ島中学校 |
4丁目一部 | 所沢市立若狭小学校(若狭) | 所沢市立狭山ヶ丘中学校(東狭山ヶ丘) |
交通
編集鉄道
編集地内に鉄道は敷設されていない。最寄駅は、北東に西武池袋線・狭山ヶ丘駅、また南東に西武狭山線/山口線・西武球場前駅。
道路
編集- 埼玉県道・東京都道179号所沢青梅線
- 埼玉県道223号狭山ヶ丘停車場線
- 市道「三ヶ島文教通り」
- 市道「浅間山通り」
- 市道「狭山湖通り」
- 交差点
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バス
編集地内のバス停留所および系統・路線名は以下の通り。
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寺社・史跡
編集- 寺院
- 妙善院 - 曹洞宗の寺院。狭山三十三観音霊場第33札所(結願時)。武蔵野三十三観音霊場第14番札所。
- 宝玉院 - 真言宗豊山派 - 木造大日如来坐像は所沢市指定文化財[17]。
- 常楽院 - 真言宗豊山派
- 慈眼庵 - 狭山三十三観音霊場第32札所。
- 神社
- 三ヶ島稲荷神社 - 境内に「大日堂・湯殿神社 跡地」の石碑がある。
- 三ヶ島八幡神社 - 境内に湯殿神社、八雲神社が祀られ、また半鐘付きの火の見櫓が立っている。
- 金山神社 - 白塗りの木製明神鳥居が立つ。
- 秋葉神社
- 三ヶ島中氷川神社
- 史跡
- 旧和田家住宅(クロスケの家、古民家郷土資料展示) - 国の登録有形文化財。
公園・緑地
編集施設
編集- 教育
- 保育
- 公共
- 商業
脚注
編集- ^ a b “最新の人口について”. 所沢市 (2017年10月17日). 2017年10月20日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月20日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ 所沢市公式「防災ガイド・避難所マップ(三ヶ島地区マップ)」 (PDF) 2013年5月閲覧
- ^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 901頁。
- ^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1087頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 412頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1090頁。
- ^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1089頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 712頁。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1088頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 655頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 804-805頁。
- ^ 所沢図書館編「所沢の足跡~地誌編~」 2013年5月閲覧
- ^ 新編武蔵風土記稿 三ヶ島村.
- ^ 住所別通学区域一覧表 - 所沢市ホームページ. 2013年5月閲覧
- ^ 木造大日如来坐像 - 所沢市ホームページ. 2013年5月閲覧
- ^ 『ところざわ歴史物語』ショートカット 市内の遺跡 - 所沢市ホームページ. 2013年5月閲覧
- ^ 砂川遺跡 - 所沢市ホームページ. 2013年5月閲覧
- ^ a b 三ヶ島地区の公園 - 所沢市ホームページ. 2013年5月閲覧
- ^ 砂川遺跡都市緑地 - 所沢市ホームページ. 2013年5月閲覧
- ^ 緑地の保全 - 所沢市ホームページ. 2013年5月閲覧
- ^ 写真で見るところざわの移り変わり 三ヶ島小学校空撮(昭和37年頃) - 所沢市ホームページ. 2013年5月閲覧
- ^ 写真で見るところざわの移り変わり 早稲田大学建設予定地(昭和59年) - 所沢市ホームページ. 2013年5月閲覧
- ^ 公立保育園一覧>三ヶ島保育園 - 所沢市ホームページ. 2013年5月閲覧
- ^ 私立保育園一覧>あかね保育園 - 所沢市ホームページ. 2013年5月閲覧
- ^ 私立保育園一覧>なかよし保育園 - 所沢市ホームページ. 2013年5月閲覧
- ^ 地域子育て支援拠点事業[リンク切れ] - 所沢市ホームページ. 2013年5月閲覧
- ^ a b 私立幼稚園一覧[リンク切れ] - 所沢市ホームページ. 2013年5月閲覧
- ^ 三ヶ島まちづくりセンター[リンク切れ] - 所沢市ホームページ. 2013年5月閲覧
- ^ “三ヶ島葭子資料室とは”. 所沢市ホームページ (2022年11月1日). 2022年12月21日閲覧。
- ^ “写真で見るところざわの移り変わり 旧三ヶ島村役場”. 所沢市ホームページ (2022年12月21日). 2022年12月21日閲覧。