万国博中央口駅
かつて大阪府吹田市にあった北大阪急行電鉄の駅
万国博中央口駅(ばんこくはくちゅうおうぐちえき)は、かつて大阪府吹田市にあった北大阪急行電鉄会場線の駅。
万国博中央口駅 | |
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ばんこくはくちゅうおうぐち EXPO MAIN GATE | |
◄千里中央 (3.2 km) | |
当駅の所在地は現在の万博記念公園駅(左)付近 (北は万博記念公園、北東は公園東口駅) | |
所在地 | 大阪府吹田市 |
所属事業者 | 北大阪急行電鉄 |
所属路線 | 会場線 |
キロ程 | 9.0 km(江坂起点) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1970年(昭和45年)2月24日 |
廃止年月日 | 1970年(昭和45年)9月14日 |
乗換 | 万国博モノレール(中央口駅) |
概要
編集1970年(昭和45年)2月24日に江坂駅から9.0 km(南北線分岐点から3.6 km)地点に[1]、日本万国博覧会(大阪万博)観客輸送用の駅として開業した。橋上駅舎であり、会場中央口に直結していた。万国博終了により、同年9月14日に廃止。中国自動車道の上り線用地に設置されていたため[注釈 1]、現在跡地は桃山台駅から当駅までの地上線路だった部分が中国自動車道上り線に、駅ホーム一帯は中国吹田インターチェンジ上り線料金所(出口側料金所)になっている。
歴史
編集駅構造
編集島式ホーム1面2線で、終端側に2本の引き上げ線が存在した[2]。千里中央側には、両渡りポイントを有していたが、基本的には2番線を降車ホーム、1番線を乗車ホームとして使用していた。
コンコースには高見沢電機製作所(現在の高見沢サイバネティックスの前身)製の多能式自動券売機が50台設置され[2]、駅閉鎖後は公衆浴場にて使われたという。後に高見沢サイバネティックスが引き取って稼働できる状態で保存されており、2011年(平成23年)に機械遺産に認定されている[3]。
登場する作品
編集備考
編集隣の駅
編集- 北大阪急行電鉄
- 会場線
- 千里中央駅(仮設駅) - 万国博中央口駅
脚注
編集注釈
編集- ^ 中国自動車道中国吹田インターチェンジ - 中国豊中インターチェンジ間は万博開催中の1970年(昭和45年)3月1日に開通したが、この関係で当初の上下線は現在の下り線部分を暫定2車線(追越禁止区間)にして供用していた。
出典
編集- ^ 北大阪急行電鉄株式会社 編『北大阪急行25年史』1994年、192頁。
- ^ a b 北大阪急行電鉄株式会社 編『北大阪急行25年史』1994年、45頁。
- ^ “日本機械学会 2011年度 機械遺産認定のお知らせ”. 高見沢サイバネティックス (2011年7月25日). 2023年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月23日閲覧。
- ^ 杉山淳一. “なぜ甘い? 映画やドラマの鉄道考証──蒸気機関車C62形「129号機」のナゾ”. ITmedia ビジネスオンライン. 杉山淳一の時事日想. アイティメディア. p. 5. 2021年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月23日閲覧。