白馬節会
(七日節会から転送)
白馬節会(あおうまのせちえ)は、古来の年中行事のひとつ。
概要
編集1月7日、天皇が豊楽院(のちに紫宸殿)に出御して邪気を祓うとされる白馬を庭にひき出し、群臣らと宴を催す行事である[1][2]。
白馬節会の由来は、この白馬節会が始まった当初、中国の故事に従い、ほかの馬よりも青み(鴨の羽の色)をおびた黒馬(「アオ」と呼ばれる)が行事で使用されていたが[2]、醍醐天皇の頃になると白馬または葦毛の馬が行事に使用されるようになり[2]、読み方のみそのまま受け継がれたため「白馬(あおうま)」となったとされる[2]。
2011年現在では、京都市北区にある上賀茂神社や大阪府大阪市にある住吉大社などの神社で、神事として行われている。
この節の加筆が望まれています。 |
脚注
編集- ^ 風俗博物館 白馬節会
- ^ a b c d “達人に訊け!|大西人形五代目のコレで合ってる?節句の作法”. plus.chunichi.co.jp. 中日新聞. 2022年7月21日閲覧。
参考文献
編集- 蜷川壽惠、毛利和夫、高山繁、中里裕司、野呂肖生 著、全国歴史教育研究協議会 編『改訂版日本史B用語集』(改訂版)山川出版社(原著2009-3-30)。ISBN 978-4634013025。
関連項目
編集外部リンク
編集- 有職故実 年中行事 - ウェイバックマシン(2007年10月27日アーカイブ分)
- 風俗博物館 白馬節会