七国峠 (東京都八王子市・町田市)

七国峠(しちこくとうげ、ななくにとうげ)は、東京都八王子市町田市の境にある鎌倉古道山ノ道(秩父道)の奈良時代から使用されていたとされている。JR横浜線相原駅北西の多摩丘陵の中にあり、すぐ北には八王子みなみ野シティ(八王子ニュータウン)の造成地が広がっている。

七国峠
七国古道
七国古道
所在地 東京都八王子市町田市
座標
七国峠 (東京都八王子市・町田市)の位置(日本内)
七国峠 (東京都八王子市・町田市)
北緯35度36分53秒 東経139度19分5秒 / 北緯35.61472度 東経139.31806度 / 35.61472; 139.31806座標: 北緯35度36分53秒 東経139度19分5秒 / 北緯35.61472度 東経139.31806度 / 35.61472; 139.31806
標高 203 m
山系 多摩丘陵
通過路 東京都道・神奈川県道506号八王子城山線
プロジェクト 地形
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鎌倉時代上州群馬県)や武州北部(埼玉県)などの武士鎌倉幕府へと往来する際、主に上ノ道と呼ばれる本線(本町田から七国山関戸を経由するもの)が活用されていたが、その脇道として使用された。峠付近には掘割状の古道の遺構が残り、「朱雀路」という遊歩道が整備されている。

出羽三山供養塔や大日堂がある。明治時代には群馬県や山梨県方面から八王子鑓水あるいは御殿峠原町田などを経由し、横浜へ絹を運ぶ絹の道の脇道としても活用された。

八王子みなみ野シティの造成地内には、七国峠から取って七国(ななくに)の地名が付けられた地域があり、八王子市立七国小学校八王子市立七国中学校がある。

関連項目

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