一畑口駅
島根県出雲市にある一畑電車の駅
一畑口駅(いちばたぐちえき)は、島根県出雲市小境町にある一畑電車北松江線の駅である。駅番号は13。
一畑口駅 | |
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駅舎(2009年3月) | |
いちばたぐち ICHIBATA-GUCHI | |
◄12 園 (1.6 km) (1.9 km) 伊野灘 14► | |
所在地 | 島根県出雲市小境町379-3 |
駅番号 | 13 |
所属事業者 | 一畑電車 |
所属路線 | ■北松江線 |
キロ程 | 17.5 km(電鉄出雲市起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗降人員 -統計年度- |
176人/日 -2021年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)2月4日 |
備考 | 無人駅 |
一畑口駅 | |
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構内終端 (かつてはこの先一畑駅まで線路が続いていた) | |
いちばたぐち ICHIBATA-GUCHI | |
(3.3 km) 一畑► | |
所属事業者 | 一畑電気鉄道 |
所属路線 | 北松江線 |
キロ程 | 17.5 km(電鉄出雲市起点) |
廃止年月日 | 1960年(昭和35年)4月26日* |
備考 | *1944年(昭和19年)12月10日に休止 |
概要
編集一畑寺(一畑薬師)の最寄り駅である。
開業当初、当駅は出雲今市(現・電鉄出雲市)方面から一畑寺(一畑薬師)への参詣鉄道を目的とした[1]一畑電気鉄道の中間駅であったが、1928年(昭和3年)4月に北松江(現・松江しんじ湖温泉)方面からの路線が当駅の出雲方面側に付け足されたため、両路線の接続駅となった。
その後、当駅から3.3 km北の一畑駅までの区間は、1944年(昭和19年)12月に戦時下の鉄材供出で営業休止となり、1960年(昭和35年)4月には正式に廃止されている。その際、残存する線路はそのままにされたため、現在に至るまで平坦地に存在するスイッチバック駅となっている。
歴史
編集駅構造
編集単式・島式ホーム2面3線を有する地上駅。無人駅であるが、駅前の商店で定期券及び回数券の販売を行っている[3]。駅舎がある。
両ホームはホーム北側の構内踏切によって接続されているが、遮断機や警報機はない。前述の廃線によって電車が踏切を通過する事もないため、電車が進入している時も通行できる[4]。
- 一畑口駅プラットホーム
1 | 津ノ森・秋鹿町・松江イングリッシュガーデン前・松江しんじ湖温泉方面 |
2 | 雲州平田・川跡・大津町・電鉄出雲市方面 |
3 | (現在使用停止) |
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構内(南側から)
-
構内(北側から)
利用状況
編集1日平均の乗降人員は以下の通り[5]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
1999年 | 159 | 381 |
2000年 | 102 | 220 |
2001年 | 87 | 188 |
2002年 | 114 | 249 |
2003年 | 135 | 353 |
2004年 | 101 | 221 |
2005年 | 87 | 236 |
2006年 | 75 | 152 |
2007年 | 76 | 157 |
2008年 | 80 | 164 |
2009年 | 123 | 201 |
2010年 | 130 | 228 |
2011年 | 102 | 189 |
2012年 | 86 | 169 |
2013年 | 80 | 166 |
2014年 | 74 | 146 |
2015年 | 125 | 197 |
2016年 | 105 | 170 |
2017年 | 57 | 126 |
2018年 | 87 | 154 |
2019年 | 55 | 103 |
2020 | 35 | 67 |
2021 | 85 | 176 |
駅周辺
編集バス路線
編集駅前に平田生活バス「一畑口駅」停留所があり、下記の路線が発着する。
- 地合線
- 鹿園寺線(※平日のみ運行)
- 一畑薬師線
隣の駅
編集- 一畑電車
- ■北松江線
かつて存在した路線
編集- 一畑電気鉄道
- 北松江線
- 一畑口駅 - 一畑駅
脚注
編集関連項目
編集- 日本の鉄道駅一覧
- RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 - 2010年(平成22年)に公開された映画。オープニングやラストシーンに登場する。
外部リンク
編集- 13.一畑口 | 停車駅のご案内 - 一畑電車