ヴォルィーニ公国
ヴォルィーニ公国(ヴォルィーニこうこく、ウクライナ語:Волинське князівство)は、12世紀から13世紀半ばまでにキエフ・ルーシの西部に、13世紀から14世紀までにハールィチ・ヴォルィーニ大公国の北部に存在したリューリク朝の公国である。
概要
編集ヴォルィーニ公国は、現在のウクライナのリウネ州とヴォルィーニ州に当たる地域に存在した。
公国の公座はヴォロディームィルという町にあった。その町にちなんでヴォルィーニ公国は狭義でヴォロディームィル公国(ウクライナ語:Володимирське князівство、ロシア語:Владимирское княжество;ヴラジーミル公国)と呼ばれることがある。
14世紀後半のハールィチ・ヴォルィーニ戦争の結果、リトアニア大公国の領土となり、自治権を失ってヴォルィーニ県[要曖昧さ回避]に改められた。