ヴィンセント・キャンビー
ヴィンセント・キャンビー(英語: Vincent Canby、1924年7月27日 - 2000年10月15日)は、アメリカ合衆国のイリノイ州シカゴ出身の映画評論家である。『ニューヨーク・タイムズ』で1969年から1990年代まで専属の映画評論家として勤めていた。
ヴィンセント・キャンビー Vincent Canby | |
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誕生 |
1924年7月27日 アメリカ合衆国・イリノイ州シカゴ |
死没 |
2000年10月15日 (76歳没) アメリカ合衆国・ニューヨーク州ニューヨーク市 |
職業 | 評論家 |
最終学歴 | ダートマス大学 |
主題 |
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パートナー | ペネロープ・ギリアット |
人生
編集ヴィンセント・キャンビーは1924年7月27日にアメリカ合衆国のイリノイ州シカゴに生まれた。2000年10月15日にニューヨーク州マンハッタンにて76歳で死去した。
映画評論
編集ヴィンセント・キャンビーはアメリカにおいて最も信頼されていた映画評論家の1人でもあったが、彼が映画に対して付けた点数や評価などにはかなり偏りがあった。なので彼が映画に対して満点を与える事は滅多に無かった。その中でも彼はスタンリー・キューブリック、ウディ・アレン、マーティン・スコセッシ、スパイク・リー、イングマール・ベルイマン、アルフレッド・ヒッチコック、ロバート・アルトマン、マイク・リーなどの監督による映画は一貫して高く評価し続けた。他にもゲイリー・シニーズ監督による「二十日鼠と人間」や(「わらの犬」は酷評したものの)同じサム・ペキンハーの代表作である「ワイルドバンチ」などを大絶賛した。(これらの作品はどちらも満点である。)
日本映画だと小津安二郎の代表的作品「彼岸花」や、森田芳光による「家族ゲーム」を絶賛した。
一方で今では傑作と呼ばれている様な「ゴッドファーザー PART II」、「エクソシスト」、「遊星からの物体X」、「ロッキー」、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」、「カッコーの巣の上で」、「エイリアン」といった作品などを酷評した[1]。
先代 Renata Adler |
chief film critic of the New York Times 1969年 — 1994年 |
次代 ジャネット・マスリン |
脚注
編集- ^ “Vincent Canby Movie Reviews & Previews” (英語). Rotten Tomatoes. 2019年6月1日閲覧。