ヴィルヘルム・リンデンシュミット (父)
ヴィルヘルム・リンデンシュミット(Wilhelm Lindenschmit der Ältere、1806年3月9日 - 1848年3月12日)はドイツの画家である。歴史画、装飾画を描いた。同名の息子、ヴィルヘルム・リンデンシュミット(Wilhelm von Lindenschmit der Jüngere:1829-1895)も画家になった。
ヴィルヘルム・リンデンシュミット Wilhelm Lindenschmit dÄ | |
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![]() 家族との自画像 | |
生誕 |
1806年3月9日![]() |
死没 |
1848年3月12日![]() |
略歴
編集マインツで彫金家の息子に生まれた。1823年からミュンヘン美術院で学び、1824年から1825年はウィーン美術アカデミーで学んだ。デュッセルドルフ美術アカデミーの校長であったペーター・フォン・コルネリウスがミュンヘン美術院に移ってきたのに合わせて、ミュンヘンに戻り、1828年までコルネリウスの助手として、壁画、装飾画の製作を手伝った。
その後も装飾画を手がけ主な作品にはホーフガルテンのアーケードに描いた『ルートヴィヒ9世とアルブレヒト・アヒレスのギーンゲンの戦い』("Sieg Ludwigs des Reichen über Albrecht Achilles von Brandenburg bei Giengen an der Brenz")やアルテ・ピナコテークに描いた『ダビンチの生涯』("Leben des Leonardo da Vinci")やホーエンシュヴァンガウ城の壁画などがある。1830年のはミュンヘンの協会、Alte Pfarrkirche St. Margaretの外壁に装飾画を描いた。油絵も描いた。1848年にザクセン=マイニンゲン公国に宮廷画家として招かれたが、実現する前に、42歳で亡くなった。
作品
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Alte Pfarrkirche St. Margaretの壁画
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左壁画の詳細
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ルターを脱出させる修道士ランゲンマンテル
参考文献
編集- ADB: Lindenschmit, Wilhelm @ Allgemeine Deutsche Biographie.
- Lindenschmit , Wilhelm @ NDB/ADB Deutsche Biographie.
- The New International Encyclopaedia