ヴァーフ川
スロバキア最長の川
ヴァーフ川（ドイツ語: Waag[1] [vaːk] (
音声ファイル)、ハンガリー語: Vág[2][3]、ポーランド語: Wag[4]、スロバキア語: Váh [ʋaːx]）とは、スロバキア最長の川である。
| Váh | |
| River | |
 ピエシュチャニ近郊のヴァーフ川
| |
| 国 | スロバキア |
|---|---|
| 第一源流 | 黒ヴァーフ川 |
| - 所在地 | クラーロヴァ・ホラ |
| 第二源流 | 白ヴァーフ川 |
| - location | ヴァゼツカ谷 |
| 合流地 | ドナウ川 |
| - 所在地 | コマールノ |
| - 標高 | 106.5m (349ft) |
| 長さ | 406km (252mi) |
| 流域 | 15,075 km² (5,820 sq mi) |
| 流量 | |
| - 平均 | 152 m3/s (5,368 cu ft/s) |
| - 最大 | 1,825 m3/s (64,449 cu ft/s) |
| - 最小 | 22.3 m3/s (788 cu ft/s) |
| ウィキメディア・コモンズ: Váh | |
概要
編集ドナウ川の左岸側にあり、支流の黒ヴァーフ川（Čierny Váh）を含めると406kmの長さを有する。主な支流は二つあり、高タトラ山地を起源とする白ヴァーフ川（Biely Váh）と低タトラ山地を起源とする黒ヴァーフ川（Čierny Váh）である。川は北及び西スロバキアを流れ、コマールノでドナウ川に合流する。
川には運河やダム（黒ヴァーフ川水力ダム等）が設置されており、1930年代から第二次世界大戦後にかけて作られた16の水力発電所がある。
支流
編集右岸
編集左岸
編集周辺の町村
編集- リプトフスキー・ハラードク
- リプトフスキー・ミクラーシュ
- ルジョムベロク
- フルーツキ
- ジリナ
- ビツチャ
- ポヴァツシュカー・ビチュリカ
- プーチョフ
- イラヴァ
- ドゥブニカ・ナド・ヴァフォーム
- ネムソヴァー
- トレンチーン
- ノヴェー・メスト・ナド・ヴァフォーム
- ピエシュチャニ
- レオポルドフ
- フロホヴェック
- セレド
- サラ
- コラーロヴォ
- コマールノ
参考文献
編集- ^ The Cambridge Ancient History. ケンブリッジ大学出版 1970. ISBN 0-521-26335-2
- ^ Kocsis, Károly (2001). Ethnic Geography of the Hungarian Minorities in the Carpathian. pp. 73. ISBN 1-931313-75-X 2008年7月2日閲覧。
- ^ Felbermann, Louis. Hungary and Its People 2008年7月2日閲覧。
- ^ Wag w Słowniku geograficznym Królestwa Polskiego i innych krajów słowiańskich (in Geographical Dictionary of Polish Kingdom and other Slavic countries).
座標: 北緯47度55分 東経18度01分 / 北緯47.917度 東経18.017度