ロー・カンナ
カリフォルニア州選出のアメリカ合衆国下院議員
ロー・カンナ(Ro Khanna、1976年9月13日 - )は、アメリカ合衆国の政治家、弁護士。2016年にマイク・ホンダを破って当選した。アメリカ民主党所属。本名ローヒト・カンナー(ヒンディー語:रोहित खन्ना Rohit Khannā )。
ロー・カンナ Ro Khanna | |
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生年月日 | 1976年9月13日(48歳) |
出生地 | ペンシルベニア州 フィラデルフィア |
出身校 | シカゴ大学、イェール・ロー・スクール |
前職 | 弁護士 |
所属政党 | 民主党 |
配偶者 | Ritu Ahuja |
公式サイト | Ro Khanna for Congress |
選挙区 | カリフォルニア州第17選挙区 |
経歴
編集1976年にペンシルバニア州フィラデルフィアで、インドから移住した両親の元に生まれた。父親は化学者でインド工科大学とミシガン大学を卒業した。ロー・カンナはシカゴ大学で経済学を学んだのちに、エール大学の法学部に進んだ。知的財産に関する法律が専門。スタンフォード大学で経済学の講師、サンタクララ大学の法律の講師も務めた。
2014年の連邦下院議員選挙にカリフォルニア州17区から立候補[1] し、Appleやグーグル、ヤフーなどシリコンバレーのIT企業幹部からの支持を得た[1] ほか、世界抗日戦争史実維護連合会(抗日連合会)の支援を受ける[2]。この選挙ではマイク・ホンダに僅差で敗れ、落選した[1] が、2016年11月の選挙でホンダを破り、連邦下院議員に当選した[3]。
慰安婦問題や尖閣諸島問題で反日的な立場を取っているとされる[1]。古森義久によると、カンナは2013年5月、尖閣諸島問題における中国の立場を全面的に支持する内容の論文を抗日連合会のピーター・スタネク会長およびイグナシアス・ディン副会長と連名で、地元紙「サンノゼ・マーキュリー」に寄稿したこともある[2]。古森はカンナを「ホンダ以上の"親中反日"」と評している[2]。
著書
編集- Entrepreneurial Nation: Why Manufacturing is Still Key to America's Future (McGraw-Hill Education、2012/8/14)
脚注
編集- ^ a b c d “【米中間選挙】慰安婦問題非難のマイク・ホンダ氏、僅差で8選”. 産経ニュース (産経新聞). (2014年11月5日) 2016年11月10日閲覧。
- ^ a b c 古森義久 (2014年4月19日). “【緯度経度】ホンダ氏以上の「親中反日」候補 (2/3)”. 産経ニュース (産経新聞) 2016年11月9日閲覧。
- ^ “マイク・ホンダ議員が落選 米下院選 慰安婦問題で日本非難決議を主導”. 産経ニュース (産経新聞). (2016年11月9日) 2016年11月10日閲覧。
外部リンク
編集- Ro Khanna (@rokhannausa) - X(旧Twitter)
- Ro Khanna for U.S. Congress (RoKhannaUSA) - Facebook