ロータス・ブリッジ蓮花大橋簡体字: 莲花大桥; 繁体字: 蓮花大橋ポルトガル語: Ponte Flor de Lótus英語: Lotus Bridge) は、中華人民共和国マカオ特別行政区路氹(コタイ)地区と、横琴口岸澳門口岸区を結ぶ海上橋。全長1,756m、幅30m、対向6車線の自動車専用道である。 中華人民共和国は右側通行、マカオは左側通行であるが、橋上は左側通行で、横琴口岸内のループ状のアプローチ部で通行方向が変わる仕組みになっている[1]

蓮花大橋
Ponte Flor de Lótus
Lotus Bridge
基本情報
マカオの旗 マカオ中華人民共和国の旗 中華人民共和国
所在地 路氹(コタイ) / 横琴口岸
交差物件
用途 道路
設計者 zh:中铁第四勘察设计院
着工 1998年6月29日
竣工 1999年12月10日
開通 2000年3月28日
座標 北緯22度8分24秒 東経113度32分58秒 / 北緯22.14000度 東経113.54944度 / 22.14000; 113.54944座標: 北緯22度8分24秒 東経113度32分58秒 / 北緯22.14000度 東経113.54944度 / 22.14000; 113.54944
構造諸元
形式 ガーダー橋
全長 1,756m
30m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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ロータス・ブリッジ
中国語
繁体字 蓮花大橋
簡体字 莲花大桥
発音記号
標準中国語
漢語拼音Liánhuā Dàqiáo
粤語
粤拼lin4 faa1 daai6 kiu4
英語
英語Lotus Bridge
ポルトガル語
ポルトガル語Ponte Flor de Lótus

なお、名称に採用されているの花は、マカオ特別行政区の区旗区章にも採用されるマカオの象徴である。

沿革

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ロータス・ブリッジの先の珠海市横琴新区側の通行方向が変わるアプローチ部(2009年)

1994年、中国大陸側とポルトガル領マカオ間の唯一の陸路境界であった関閘、及び拱北口岸の混雑の緩和を目的とし、中国鉄建第四勘察設計院とマカオ政庁の共同で設計が行われた。珠海市マカオ政庁による約2億の投資により、1998年5月に着工された。マカオ返還直前となる1999年12月10日、ビエイラポルトガル語版マカオ総督英語版、初代行政長官就任予定の何厚鏵、及び新華社マカオ支局長王啓人等により開通記念式典が行われた。2000年3月に供用が開始された。出入境施設として、中国側には横琴口岸、マカオ側には路氹辺検大楼中国語版(蓮花口岸)が設置されていた。

2005年9月17日から、中華人民共和国側の建物設備の不備を原因として封鎖されたが、2007年5月1日に再開した。

2020年8月、横琴口岸の施設内だけで中国とマカオの出入境検査を一ヶ所で同時に行える「一地両検中国語版」が開始された[2]。横琴口岸の一部、および蓮花大橋はマカオ法の適用される地域となった[3]

2023年8月、横琴口岸側とマカオ大学とを結ぶ道路が開通した[4]

脚注

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