ロック・ユア・ベイビー
「ロック・ユア・ベイビー」(Rock Your Baby)は、ジョージ・マックレーが1974年に発表し世界中で大ヒットした楽曲。1,100万枚売り上げたと言われている[1][2]。ディスコ音楽の代表作のひとつ。
「ロック・ユア・ベイビー」 | ||||||||
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ジョージ・マックレー の シングル | ||||||||
B面 | ロック・ユア・ベイビー(パート2) | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
ジャンル | ディスコ、ソウル | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | TKレコード | |||||||
作詞・作曲 |
ハリー・ウェイン・ケイシー リチャード・フィンチ | |||||||
プロデュース |
ハリー・ウェイン・ケイシー リチャード・フィンチ | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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ジョージ・マックレー シングル 年表 | ||||||||
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概要
編集本作品が発表された1974年当時ジョージ・マックレーは29歳で、音楽業界から足を洗い法執行機関を学ぶために大学に入り直そうと考えていた頃だった。60年代から妻のグウェン・マックレーとデュオで音楽活動を行っていたものの、レコードが最初に売れたのは妻のソロ作品であった。
KC&ザ・サンシャイン・バンドのハリー・ウェイン・ケイシーとリチャード・フィンチはグループのために本作品を書いたが、高音が届かなかったため他のアーティストに提供することとなった。ケイシーのキーボード、フィンチのベースとドラムス、ジェローム・スミスのギター、そしてドラムマシンでバッキング・トラックが作られた。録音には45分しかかからなかったという[3]。歌う予定だったのはグウェン・マックレー。しかしグウェンがレコーディングに遅刻したため、たまたまスタジオにいた夫のジョージが歌入れを行った[4][5]。
発売2か月後の1974年7月13日から7月20日にかけてビルボード・Hot 100の1位を記録した[6]。またソウル・チャートでも1位を記録し、ビルボードの1974年の年間チャート38位を記録した。本国アメリカ以外でチャート1位を記録した国は、イギリス、西ドイツ、イタリア、オランダ、ベルギー、オーストリア、スイス、ノルウェー、スウェーデン、オーストラリア、カナダの11か国に及んだ。
ジョン・レノンは、同年9月に発表したシングル「真夜中を突っ走れ」の曲作りついて、本作品の影響があったことを認めている[7]。またABBAのベニー・アンダーソンとビョルン・ウルヴァースも同様に、「ダンシング・クイーン」のバッキング・トラックが本作品の影響を受けて作られたことをのちに述べている。
他アーティストによるカバー
編集脚注
編集- ^ Murrells, Joseph (1978). The Book of Golden Discs (2, illustrated ed.). Barrie & Jenkins. ISBN 0-214-20480-4
- ^ Moore-Gilbert, Bart (March 11, 2002). The Arts in the 1970s: Cultural Closure. Routledge February 24, 2016閲覧。
- ^ Jim Melanson, Sara Lane, "Weird Mix Jells For No.1 Single", Billboard, August 10, 1974, p.20
- ^ “The Encyclopedia of Popular Music - Colin Larkin”. Books.google.co.uk (2011年5月27日). February 24, 2016閲覧。
- ^ “Longing for... - George McCrae - World wide ambassador of Love”. George McCrae. February 24, 2016閲覧。
- ^ The Hot 100 - 1974 Archive | Billboard Charts Archive
- ^ John Lennon: Listen to This Book - John Blaney - Google Books. Books.google.com February 24, 2016閲覧。
- ^ “オススメの一曲"TOMATOS - Rock Your Baby"”. Jamaican Soul (2018年2月26日). 2022年11月6日閲覧。
関連項目
編集先代 ヒューズ・コーポレーション 「愛の航海」 |
Billboard Hot 100 第1位 1974年7月13日 - 7月20日(2週) |
次代 ジョン・デンバー 「緑の風のアニー」 |
先代 シャルル・アズナヴール 「忘れじのおもかげ」 |
全英シングルチャート 第1位 1974年7月27日 - 8月10日(3週) |
次代 ザ・スリー・ディグリーズ 「天使のささやき」 |