ロイヤルバス

日本の企業

株式会社ロイヤルバスは、福岡県福岡市に本社を置き、一般乗合旅客自動車運送事業、一般貸切旅客自動車運送事業を行うバス事業者である。

株式会社ロイヤルバス
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
812-0011
福岡県福岡市博多駅前3-4-8
設立 2012年5月
業種 陸運業
事業内容 一般貸切旅客自動車運送事業
一般乗合旅客自動車運送事業
代表者 代表取締役 阪口 浩基
資本金 3,000万円
従業員数 15名
主要株主 ハーツエージェントプロモーション
テンプレートを表示

大阪市の旅行会社・株式会社ロイヤルホリデーツアーバス「ロイヤルエクスプレス」を運行する事業者として設立したものであるが、2016年に事業譲渡が行われ、福岡市を中心に企業向け出張手配などを手がけるハーツエージェントプロモーション(株式会社HEARTS傘下)への事業譲渡が行われ、現在は同社傘下で「ロイヤルエクスプレス」「ハーツエクスプレス」のブランド名で高速バス等の運行を手がける。一般社団法人日本バス協会・福岡県バス協会加盟。

かつては熊本市南区に熊本営業所、大阪府豊中市に大阪営業所を置いており、熊本営業所は運行委託事業者であったエポック観光(現・ANYヨシクニ観光)熊本営業所を継承したものであった。

沿革

編集

運行路線

編集
 
西鉄久留米駅東口停留所で客扱中のロイヤルバス

高速バス

編集

以下の3路線を運行している。

名古屋広島北九州小倉) ⇔ 福岡 「ロイヤルエクスプレス」
名古屋南ささしまライブ(降車のみ)/名古屋駅西口(乗車のみ) - 高速金山(乗車のみ) - 広島駅南口(セブンイレブン広島松原町店前) - 小倉駅新幹線口KMMビル東 - HEARTSバスステーション博多
夜行1往復運行。トイレ付き独立3列シート車を使用する。多客期には4列シート車の続行便が運行されることがある。
名古屋駅 - 金山間を除きどの発着地相互間でも利用可能で、夜行ながら現在は小倉 - 福岡間のみの利用も可能となっている。
大阪難波梅田USJ)・神戸三宮) ⇔ 広島 ⇔ 北九州・福岡 「ハーツエクスプレス」
さくらバスフロア難波 - WILLERバスターミナル大阪梅田 - USJ - 神戸三宮 - 小倉駅新幹線口KMMビル東 - HEARTSバスステーション博多
夜行1往復運行(多客期のみ運行)。トイレなし4列シート車を使用する。
大阪 ⇔ 福岡 「HEARTS・博多特急ニュースター号」
大阪駅桜橋口 - HEARTSバスステーション博多
夜行1往復運行(大阪バス担当便は毎日、自社便は特定日のみ運行)。大阪バス担当便はトイレ付き3列独立シート車、自社便はトイレなし4列シート車を使用する。


以下は乗合バスとして運行開始後に廃止・休止となった路線。

東京東京駅新宿) ⇔ 北九州・福岡
東京駅鍛冶橋駐車場 - バスタ新宿 - 小倉駅新幹線口KMMビル東 - 博多駅筑紫口(合同庁舎前) - 榎田ロイヤルバス車庫
夜行1往復運行。トイレ付き独立3列シートの車両を使用。
2016年夏より多客期のみの運行となり、2017年3月末(福岡発3月30日、東京発3月31日)限りで運休。
福岡 ⇔ 熊本
榎田ロイヤルバス車庫 - キャナルシティ博多 - 辛島町ドーミーインホテル前 - 熊本駅前 - 富合ロイヤルバス車庫
昼行1往復運行。朝に福岡行きが、夜に熊本行きが運行される。トイレなし4列シートの車両を使用。
2016年10月頃より運休。
京都大阪難波梅田USJ)・神戸三宮) ⇔ 北九州・福岡・久留米熊本
京都駅八条口 - WILLERバスターミナル大阪梅田 - 神戸三宮 - 小倉駅新幹線口KMMビル東 - 博多駅筑紫口(合同庁舎前) - 西鉄久留米駅東口 - 辛島町ドーミーインホテル前 - 熊本駅前 - 富合ロイヤルバス車庫
さくらバスフロア難波 - WILLERバスターミナル大阪梅田 - ユニバーサル・スタジオ・ジャパン - 神戸三宮 - 小倉駅新幹線口KMMビル東 - 博多駅筑紫口(合同庁舎前) - 榎田ロイヤルバス車庫
夜行。京都 - 熊本間と、大阪 - 福岡間が1往復ずつ運行される。京都 - 熊本間はトイレ付き独立3列シート車、大阪 - 福岡間はコンビバス(トイレ付き前部2列+1列シート・後部4列シート)を使用する。
2017年9月末日をもって定期運行と京都・久留米・熊本への発着を休止し、以後は上記の大阪 - 福岡間が多客期のみ運行される。

ツアーバス時代は、福岡市・天神や東京ディズニーランドにも乗り入れていた。また、末期は埼玉県のエポック観光、千葉県のオートウィル、大阪府のオオキタ千博キャリーネット、福岡県の富士観光バス等、初期(2007年頃)は福岡県のテクノ観光バスや新北九州観光バス、篠栗観光バス、那珂川観光バス、大分県の八雲観光などに運行委託していた。その他にも栃木県の彩京観光、鹿児島県のあいら観光、あづま交通京都府のへいあんバスなどにも運行委託した時期がある。

ロイヤルエクスプレスのサイトでは、WILLER EXPRESSの予約発券も取り扱っている他、楽天トラベルなどでも予約を取り扱う。

HEARTSエアポートバス(運休中)

編集
 
福岡エアポートアクセスバス(HEARTSエアポートバス)

福岡空港と福岡市市街地の博多駅地区・キャナルシティ博多天神百道を結ぶ路線。福岡空港アクセス利便性の向上を目的として[2]国家戦略特区の特例を活用し、2017年4月27日より運行されている。HEARTSへの事業移管後に企画された路線で、7往復の運行、うち3.5往復は福岡空港 - ヒルトン福岡シーホーク間を直行するダイレクト便。運賃は福岡空港 - 福岡市中心部間が500円、福岡空港 - ヒルトン福岡シーホーク間が通常便700円・ダイレクト便1,000円であり、並行する西鉄バス地下鉄に比べ高額に設定されている。

大型ハイデッカー車の専用車を使用する。

2020年3月17日より新型コロナウイルス感染症の流行のため運休中である。

経由地
(通常便):福岡空港国内線 - 福岡空港国際線 - HEARTSバスステーション博多 - キャナルシティ博多 - 天神(福岡市役所前) - ヒルトン福岡シーホーク
(ダイレクト便):福岡空港国内線 - 福岡空港国際線 - ヒルトン福岡シーホーク
  • 2017年4月27日 運行開始。全便福岡空港 - ヒルトン福岡シーホーク間の直行。ヒルトン福岡シーホーク行きが10時台から20時台まで18本、福岡空港行きが6時台から12時台まで8本運行。
  • 2017年7月15日 ダイヤ改正。福岡空港行き午後・夕方の運行を開始。ヒルトン福岡シーホーク行き11本、福岡空港行き14本に増減便。大半がキャナルシティ博多・天神に停車となる(直行1.5往復)。
  • 2018年12月16日 ダイヤ改正。12.5往復(うち直行4.5往復)に増減便。各停便がHEARTSバスステーション博多に停車。
  • 2019年4月1日 ダイヤ改正。7往復(直行・通常各3.5往復)に減便。
  • 2020年3月17日 この日より新型コロナウイルス感染症の流行のため運休。

脚注

編集

関連項目

編集

外部リンク

編集