ロアノーク (軽巡洋艦)
ロアノーク(USS Roanoke, CL-145)は、アメリカ海軍の軽巡洋艦。ウースター級軽巡洋艦の2番艦。艦名はバージニア州ロアノークに因む。その名を持つ艦としては4隻目。
艦歴
編集ロアノークは1945年5月15日にニュージャージー州カムデンのニューヨーク造船所で起工し、1947年6月16日にジュリア・アン・ヘネブリーによって進水、1949年4月4日にフィラデルフィアでジョン・D・ケルシー艦長の指揮下就役した。
カリブ海での整調に続いて、ロアノークは戦艦巡洋艦部隊の一部として大西洋で作戦活動に従事し、1950年1月6日に地中海で第6艦隊に合流、最初の展開を行う。5月に帰国し、その後第6艦隊での作戦任務を西大西洋で1952年の夏まで行う。続いて海軍兵学校生の訓練巡航をヨーロッパ、カリブ海で行い、巡航が完了すると大西洋艦隊の戦艦巡洋艦部隊の一部として5月には6度目の地中海配備を完了し、1955年の秋まで作戦活動を継続した後、太平洋艦隊へ配置換えされる。
1955年9月22日にロアノークはバージニア州ノーフォークを出航し、パナマ運河を通過、新たな母港のロングビーチに向かう。1956年5月から12月までと1958年9月から10月までの間にロアノークはロングビーチを拠点として9回の予備役兵の訓練巡航を行い、2度の西太平洋での演習を完了した。1958年10月31日に退役、メア・アイランドで保管された後、カリフォルニア州サンノゼのレビン・メタルズ株式会社に売却された。