レーヌブランシュ
レーヌブランシュ(欧字名:Reine Blanche、2017年3月3日 - )は、日本の競走馬[1]。主な勝ち鞍は2020年の関東オークス、2021年のレディスプレリュード。
レーヌブランシュ | |||||||||
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2020年ヒヤシンスステークス | |||||||||
欧字表記 | Reine Blanche[1] | ||||||||
品種 | サラブレッド[1] | ||||||||
性別 | 牝[1] | ||||||||
毛色 | 芦毛[1] | ||||||||
生誕 | 2017年3月3日(7歳)[1] | ||||||||
登録日 | 2018年10月25日 | ||||||||
抹消日 | 2022年11月9日[2] | ||||||||
父 | クロフネ[1] | ||||||||
母 | アンジュエ[1] | ||||||||
母の父 | アグネスタキオン[1] | ||||||||
生国 | 日本(北海道新ひだか町)[3] | ||||||||
生産者 | 土居牧場[1] | ||||||||
馬主 | 前田晋二[1] | ||||||||
調教師 | 橋口慎介(栗東)[1] | ||||||||
競走成績 | |||||||||
生涯成績 |
20戦4勝[1] 中央:7戦2勝 地方:13戦2勝 | ||||||||
獲得賞金 |
1億2744万1000円[1] 中央:1903万1000円 地方:1億841万円 | ||||||||
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馬名の意味は、フランス語で白い王妃。
戦績
編集2歳(2019年)
編集9月15日阪神の新馬戦(ダート1800m)に3番人気で出走。中団でレースを進め、直線で外に持ち出して抜け出すと2着のスマートコマンダーに3馬身半差をつけデビュー戦を飾る[4]。11月16日京都のもちのき賞(ダート1800m)では7番人気であったが、好位追走から直線で鋭く脚を伸ばすと最後はキンノマサカリに1馬身1/4差つけてデビュー2連勝となる[5]。
3歳(2020年)
編集2月23日東京のヒヤシンスステークス(ダート1600m)で始動したがカフェファラオの10着、続く3月28日中山の伏竜ステークス(ダート1800m)では5着と精彩を欠いた。 6月10日川崎の関東オークス(ダート2100m)では好位のインでレースを進めると最後の直線で先に抜け出したアクアリーブルをかわし1馬身半差をつけ重賞初制覇を果たす[6]。8月13日、初めての古馬との対戦となったブリーダーズゴールドカップは1番人気に推されたが、3着に敗れる。次走、レディスプレリュードは勝ったマルシュロレーヌに1.7秒差をつけられた4着に終わる。初のJpnI挑戦となった11月3日のJBCレディスクラシックは中団から脚を伸ばし5着となる。
4歳(2021年)
編集4歳初戦となったTCK女王盃はマルシュロレーヌに半馬身交わされるものの2着に粘る。3月のエンプレス杯では11頭立ての5着、アンタレスステークスは10着、ブリリアントステークスは12着と精彩を欠いた。その後、8月のブリーダーズゴールドカップに出走予定であったが、公正保持のため出走取消となった[7]。仕切り直しで挑んだレディスプレリュードでは2番手追走から4コーナーで先頭に躍り出ると、最後は後続に2馬身半差をつけ重賞2勝目を挙げた[8]。11月3日のJBCレディスクラシックではテオレーマの4着に終わり、4歳シーズンを終える。
5歳(2022年)
編集5歳初戦となったTCK女王盃は4着と惜敗するも、3月のエンプレス杯と4月のマリーンカップではともに3着と好走した。その後は着外が続き、11月3日のJBCレディスクラシック4着を最後に現役を引退することになった。引退後は北海道新冠町のノースヒルズで繁殖牝馬となる予定[9]。
競走成績
編集以下の内容は、JBISサーチ[10]およびnetkeiba.com[11]に基づく。
競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上がり3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
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2019. 9.15 | 阪神 | 2歳新馬 | ダ1800m(良) | 13 | 1 | 1 | 7.0 (3人) | 1着 | 1:56.0(38.2) | -0.6 | 松山弘平 | 54 | (スマートコマンダー) | 462 | |
11.16 | 京都 | もちのき賞 | 1勝 | ダ1800m(良) | 10 | 4 | 4 | 22.6 (7人) | 1着 | 1:53.0(36.6) | -0.2 | 松山弘平 | 54 | (キンノマサカリ) | 454 |
2020. 2.23 | 東京 | ヒヤシンスS | L | ダ1600m(良) | 14 | 8 | 13 | 15.6 (4人) | 10着 | 1:39.3(36.5) | 1.6 | 松山弘平 | 54 | カフェファラオ | 454 |
3.28 | 中山 | 伏竜S | OP | ダ1800m(良) | 13 | 5 | 7 | 25.1 (9人) | 5着 | 1:54.1(38.9) | 0.7 | 池添謙一 | 54 | ヘルシャフト | 450 |
6.10 | 川崎 | 関東オークス | JpnII | ダ2100m(良) | 14 | 5 | 7 | 3.9 (2人) | 1着 | 2:16.3(38.9) | -0.3 | 松山弘平 | 54 | (アクアリーブル) | 455 |
8.13 | 門別 | ブリーダーズGC | JpnIII | ダ2000m(良) | 15 | 8 | 14 | 2.9 (1人) | 3着 | 2:08.0(41.3) | 0.3 | 松山弘平 | 55 | プリンシアコメータ | 466 |
10. 8 | 大井 | Lプレリュード | JpnII | ダ1800m(不) | 16 | 8 | 15 | 3.8 (2人) | 4着 | 1:53.8(38.6) | 1.7 | 松山弘平 | 54 | マルシュロレーヌ | 454 |
11. 3 | 大井 | JBCLクラシック | JpnI | ダ1800m(稍) | 15 | 1 | 1 | 11.4 (4人) | 5着 | 1:52.0(37.9) | 0.9 | 松山弘平 | 53 | ファッショニスタ | 457 |
2021. 1.20 | 大井 | TCK女王盃 | JpnIII | ダ1800m(良) | 9 | 8 | 9 | 6.4 (3人) | 2着 | 1:53.8(37.4) | 0.1 | 松山弘平 | 55 | マルシュロレーヌ | 460 |
3. 4 | 川崎 | エンプレス杯 | JpnII | ダ2100m(良) | 11 | 2 | 2 | 3.1 (2人) | 5着 | 2:15.8(40.4) | 1.7 | 松山弘平 | 56 | マルシュロレーヌ | 458 |
4.18 | 阪神 | アンタレスS | GIII | ダ1800m(重) | 16 | 7 | 13 | 115.9(16人) | 10着 | 1:50.6(38.3) | 1.6 | 団野大成 | 55 | テーオーケインズ | 470 |
5. 9 | 東京 | ブリリアントS | L | ダ2100m(良) | 16 | 1 | 1 | 62.0(13人) | 12着 | 2:12.5(38.9) | 2.9 | 池添謙一 | 54 | ヒロイックテイル | 472 |
8.12 | 門別 | ブリーダーズGC | JpnIII | ダ2000m(稍) | 8 | 7 | 8 | 除外 | 松山弘平 | 57 | マルシュロレーヌ | 計不 | |||
10. 7 | 大井 | Lプレリュード | JpnII | ダ1800m(良) | 10 | 7 | 8 | 5.4 (3人) | 1着 | 1:52.6(36.3) | -0.5 | 松山弘平 | 56 | (テオレーマ) | 467 |
11. 3 | 金沢 | JBCLクラシック | JpnI | ダ1500m(良) | 12 | 6 | 8 | 3.9 (2人) | 4着 | 1:33.0(37.3) | 0.9 | 松山弘平 | 55 | テオレーマ | 473 |
2022. 1.26 | 大井 | TCK女王盃 | JpnIII | ダ1800m(良) | 12 | 5 | 6 | 4.2 (3人) | 4着 | 1:54.8(37.9) | 0.6 | 松山弘平 | 56 | テオレーマ | 465 |
3. 2 | 川崎 | エンプレス杯 | JpnII | ダ2100m(良) | 13 | 6 | 9 | 5.7 (3人) | 3着 | 2:16.0(38.6) | 0.3 | 川田将雅 | 56 | ショウナンナデシコ | 466 |
4.13 | 船橋 | マリーンC | JpnIII | ダ1600m(良) | 13 | 2 | 2 | 5.9 (4人) | 3着 | 1:43.2(40.0) | 1.9 | C.ルメール | 57 | ショウナンナデシコ | 474 |
7. 6 | 川崎 | スパーキングLC | JpnIII | ダ1600m(良) | 10 | 4 | 4 | 13.2 (4人) | 6着 | 1:42.6(40.5) | 1.5 | 松山弘平 | 57 | ショウナンナデシコ | 468 |
10. 1 | 中京 | シリウスS | GIII | ダ1900m(良) | 16 | 8 | 16 | 78.4(11人) | 16着 | 2:01.2(41.5) | 3.5 | 松山弘平 | 54.5 | ジュンライトボルト | 476 |
11. 3 | 盛岡 | JBCLクラシック | JpnI | ダ1800m(良) | 11 | 6 | 7 | 84.0 (8人) | 4着 | 1:50.3(36.2) | 0.2 | 松山弘平 | 55 | ヴァレーデラルナ | 474 |
血統表
編集レーヌブランシュの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | デピュティミニスター系 |
[§ 2] | ||
父 *クロフネ Kurofune 1998 芦毛 アメリカ |
父の父 *フレンチデピュティFrench Deputy 1992 栗毛 アメリカ |
Deputy Minister | Vice Regent | |
Mint Copy | ||||
Mitterand | Hold Your Peace | |||
Laredo Lass | ||||
父の母 *ブルーアヴェニューBlue Avenue 1990 芦毛 アメリカ |
Classic Go Go | Pago Pago | ||
Classic Perfection | ||||
Eliza Blue | Icecapade | |||
*コレラ | ||||
母 アンジュエ 2010 黒鹿毛 |
アグネスタキオン 1998 栗毛 |
*サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | ||||
アグネスフローラ | *ロイヤルスキー | |||
アグネスレディー | ||||
母の母 キュンティア1995 青鹿毛 |
Darshaan | Shirley Heights | ||
Delsy | ||||
One Life | L'Emigrant | |||
Pasadoble | ||||
母系(F-No.) | (FN:20) | [§ 3] | ||
出典 |
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n “レーヌブランシュ”. www.jbis.or.jp. 2022年11月3日閲覧。
- ^ レーヌブランシュが競走馬登録抹消日本中央競馬会、2022年11月9日閲覧
- ^ “レーヌブランシュ”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2022年11月3日閲覧。
- ^ “【阪神3R新馬戦】レーヌブランシュが外から突き抜けV/JRAレース結果”. netkeiba.com (2019年9月15日). 2020年6月18日閲覧。
- ^ “【もちの木賞】7番人気レーヌブランシュが差し切りV 無傷2連勝/JRAレース結果”. netkeiba.com (2019年11月16日). 2020年6月18日閲覧。
- ^ “【関東オークス全着順】松山弘平騎手騎乗のレーヌブランシュが重賞初制覇!2冠馬アクアリーブルが2着”. netkeiba.com (2020年6月10日). 2020年6月18日閲覧。
- ^ 【ブリーダーズゴールドC】レーヌブランシュが競走除外、サイファリスが出走取消netkeiba.com、2022年11月8日閲覧
- ^ JRAのレーヌブランシュが4角先頭から押し切る/レディスプレリュード日刊スポーツ、2022年11月8日閲覧
- ^ 交流重賞2勝のレーヌブランシュが引退、繁殖入りサンケイスポーツ、2022年11月8日閲覧
- ^ “レーヌブランシュ 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年6月22日閲覧。
- ^ “レーヌブランシュの競走成績”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2020年6月22日閲覧。
- ^ a b “レーヌブランシュ 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年8月14日閲覧。
- ^ “レーヌブランシュの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2020年8月14日閲覧。