レーゲンスブルクの和約
レーゲンスブルクの和約(レーゲンスブルクのわやく、独: Regensburger Stillstand, 西: Tregua de Regensburg, 英: Truce of Regensburg)、またはラティスボンの和約(ラティスボンのわやく、仏: Trêve de Ratisbonne, 西: Tregua de Ratisbona, 英: Truce of Ratisbon)は、1684年8月15日に締結された、再統合戦争の講和条約。条約はバイエルン選帝侯領のレーゲンスブルクにおいて、フランス王ルイ14世、神聖ローマ皇帝レオポルト1世、スペイン王カルロス2世の間で締結された。
条約により、ルイ14世がストラスブール、リュクサンブールを再統合し、現ベルギー領のコルトレイク、ディクスムイデはスペインに返還される。しかし、この条約は永久な和約ではなく、20年間の期限付きだった。
参考文献
編集- Lynn, John A. The Wars of Louis XIV: 1667–1714. Longman, (1999). ISBN 0-582-05629-2
- Wolf, John B. The Emergence of the Great Powers: 1685–1715. Harper & Row, (1962). ISBN 978-0-06-139750-9