レンパン島

インドネシア共和国の島

レンパン島(レンパンとう、インドネシア語: Pulau Rempang)は、インドネシアリアウ諸島州に属するリアウ諸島内の主要な島の一つであり、バタム島の南に位置している。面積は165.83平方キロメートル。北のバタム島および南のガラン島とは橋で結ばれている。赤道直下に位置し、植生は熱帯雨林に覆われている。

レンパン島
現地名:
Pulau Rempang
レンパン島の位置(スマトラ島内)
レンパン島
レンパン島
レンパン島の位置
地理
場所 東南アジア
座標 北緯0度52分 東経104度09分 / 北緯0.867度 東経104.150度 / 0.867; 104.150座標: 北緯0度52分 東経104度09分 / 北緯0.867度 東経104.150度 / 0.867; 104.150
諸島 リアウ諸島
面積 165.83 km2 (64.03 sq mi)
最高標高 150 m (490 ft)
行政
リアウ諸島州
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マラッカ海峡シンガポール海峡に近い。太平洋戦争において、連合国降伏した東南アジア方面の日本軍兵士11万人以上が同島に集められ、日本本土への復員を許されるまで約1年間抑留された。連合国軍は十分な食料を支給せず、日本軍兵士は島に生息する鼠や蛇、サソリまで食べて飢えをしのぎ、「恋飯(れんぱん)島」と呼んだ。島に復員前に死亡した日本兵の慰霊碑が建てられている[1]

2023年、中国のガラス製造企業の進出が決定。これに抗議する先住民団体の抗議運動が活発になった。一部はバタム島の政府庁舎前に詰めかけ警官隊と衝突した[2]

脚注・出典

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  1. ^ 抑留11万人の苦闘 今へ/インドネシア「自由貿易地域」元パナ現地法人社長が伝承活動『産経新聞』朝刊2018年8月16日(総合面)2018年8月24日閲覧。
  2. ^ 先住民の島に中国の工場建設計画、立ち退きに激しい反発”. CNN (2023年9月20日). 2023年9月23日閲覧。