レフト・バンク
レフト・バンク(The Left Banke)は、アメリカ合衆国のバンド。ビートルズ、ゾンビーズなどのブリティッシュ・ビートから影響を受けた演奏スタイルに加え、クラシカルなストリングスのアレンジはバロック・ポップと形容された。
レフト・バンク The Left Banke | |
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The Left Banke in 1966. L-R: Steve Martin Caro, Michael Brown, George Cameron, Jeff Winfield and Tom Finn | |
基本情報 | |
出身地 | アメリカ合衆国ニューヨーク州 |
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旧メンバー |
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略歴
編集1964年にマイケル・ブラウンを中心とし、キャッスルズというバンドを結成。その後バンド名をレフト・バンクに変え、マーキュリーレコード傘下のスマッシュ・レーベルと1966年に契約する。そして、同年に「いとしのルネ (Walk Away Renée)」(全米5位)でデビュー。その後、1枚のアルバムと3枚のシングルをリリースするが、1967年にバンドのソングライティングを担っていたマイケル・ブラウンが脱退してしまう。残ったメンバーで「ザ・レフト・バンク トゥー」をリリース。しかし商業的に振るわず、1969年に解散。
非常に短期間の活動であったが、ストリングスを多用した甘美なサウンドはインディー・ポップ系アーティストに影響を与えており、エリオット・スミス、ブルートーンズ、マシュー・スウィート、タヒチ80らが彼らの楽曲をカバーしている。 日本人では、1979年に米国進出したピンク・レディーが、米国市場向けに出したシングル「Kiss In The Dark」のB面に「Walk Away Renée」のカバーを収録している。
メンバー
編集ディスコグラフィー
編集- Walk Away Renee/Pretty Ballerina(1967)
- The Left Banke, Too(1968)
- Strangers on a Train(1978)
- There's Gonna Be a Storm: The Complete Recordings 1966-69 (1992)
脚注
編集出典
編集- ^ Breihan, Tom (January 16, 2020). “The Left Banke's Steve Martin Caro Dead At 71”. Stereogum May 10, 2021閲覧。.