レッドテトラ (Hyphessobrycon amandae)とは、カラシン目に分類される魚類の一種。ファイヤーテトラとも呼ばれる。観賞魚として人気である。

レッドテトラ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: カラシン目 Characiformes
: カラシン科 Characidae
: ハイフェソブリコン属 Hyphessobrycon
: レッドテトラ H. amandae
学名
Hyphessobrycon amandae
Géry & Uj, 1987
英名
Ember tetra

名称

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別名はファイヤーテトラだが、フレームテトラ(Hyphessobrycon flammeus)とは別種。英語ではember (残り火) からエンバーテトラと呼ばれる。種小名は探検家のHeiko Bleherの母親の名前に由来する[2]

分布と生態

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ブラジルアラグアイア川流域に分布[3]。植物の多い浅場に生息する。雑食で、植物や無脊椎動物を捕食する[4]

形態

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全長2 cm程度と小型のテトラ[3]。名前の通り体は赤色からオレンジ色で、腹鰭付近は半透明。

飼育

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飼育が簡単なので初心者向け。温和な性格のため混泳も可能ではあるが、小型種のため体格差には特に注意が必要[4]

  • pH:弱酸性〜中性
  • 温度:24〜27度
  • 餌:人工飼料(顆粒)が適しているがフレーク餌でも口に入れば大丈夫。
  • 繁殖:テトラの中においては比較的簡単といわれる。
  • 寿命:3〜4年

脚注

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  1. ^ Instituto Chico Mendes de Conservação da Biodiversidade (ICMBio). 2022. Hyphessobrycon amandae. The IUCN Red List of Threatened Species 2022: e.T135928067A135928071. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2022-1.RLTS.T135928067A135928071.pt. Accessed on 31 March 2024.
  2. ^ Family CHARACIDAE: Subfamily STETHAPRIONINAE Eigenmann 1907 (American Tetras)”. The ETYFish Project Fish Name Etymology Database. Christopher Scharpf and Kenneth J. Lazara. 1 April 2024閲覧。
  3. ^ a b Froese, Rainer and Pauly, Daniel, eds. (2024). "Hyphessobrycon amandae" in FishBase. March 2024 version.
  4. ^ a b Hyphessobrycon amandae”. Fishipedia. 2024年4月1日閲覧。

関連項目

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