レジョリス
レジョリス(フランス語: Régiolis)はアルストムが製造するフランス国鉄向けの電気・ディーゼル両用車両である。コラディア・ポリバレントシリーズに属している。
Regiolis | |
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「レジョリス」先頭車 | |
基本情報 | |
製造所 | アルストム |
主要諸元 | |
編成 | 3・4・6両 |
最高速度 | 160km/h |
起動加速度 | 0.85 - 1.05m/s2(電気走行時の場合) |
減速度(常用) | 1.10m/s2 |
編成定員 | 162席(3両) - 366席(6両) |
編成重量 | 168t(4両編成ハイブリッド式の場合) |
全長 | 56(3両) - 110m(6両) |
全高 | 4290mm |
車体高 | 2850mm |
機関出力 | 300kW×4 |
主電動機 | 永久磁石同期電動機 |
主電動機出力 | 450kW |
出力 | 1800kW・2700kW |
概要
編集2012年7月4日にアルストム社によってヴェリム鉄道試験線で公開された。フランス国鉄は各地域圏向けとして11地域圏用に計171編成を発注した。フランス国鉄の規定では、地域圏鉄道にはハイブリッド式または電気式の車両しか導入できないため、フランスの鉄道の全ての路線で運行される可能性がある[要出典]。
走行方式
編集レジョリスは非電化区間ではディーゼルエンジン4基(MAN製)を使用。電化区間では1500Vまたは25000Vを集電し、いずれも最高速度160km/hで走行する。
フランスの各地域圏では燃料節約と大気汚染の改善が要請されており、欧州共同体が規定を策定すると考えられる「架線の下でのディーゼルカー走行禁止」にも対処できる車両である。
車両
編集レジョリスは段差がない低床式車両であり、動力台車を編成両端に配することで振動と騒音を抑えている。2013年4月に第1編成がフランス東部での営業運転を開始する予定である。発注されている171編成のうち37編成が複電圧車となっている。
ギャラリー
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先頭車
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車両の最前部
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車両側面