レゴランド・ディスカバリー・センター
レゴランド・ディスカバリー・センター(Legoland Discovery Centre、LDC)は、世界23カ国で104のアトラクション施設を運営するエンターテインメント企業「マーリン・エンターテイメンツ」(イギリス)による「レゴブロック」をテーマにした屋内型アトラクション施設で、規模が3千平方メートル前後と、より小規模な屋内型のレゴランドである。
レゴランド・ディスカバリー・センター | |
---|---|
施設情報 | |
愛称 | LDC |
テーマ | レゴブロック |
事業主体 | マーリン・エンターテイメンツ |
開園 | 2007年 |
公式サイト | 公式ウェブサイト |
概要
編集2007年にドイツ・ベルリンのソニーセンターに設けられたのが最初である。
続いて2008年に同じくドイツのデュースブルクに設置されたが、2013年に隣接するオーバーハウゼンのツェントロそばに移された[1]。
その後、シカゴ郊外のシャンバーグ、アトランタ、ダラス郊外のグレープヴァイン、カンザスシティー、ニューヨーク郊外のヨンカーズ、ボストン(2014年5月開館)などアメリカの9都市、イギリスのマンチェスター、カナダのトロント郊外のヴォーン、そして日本の東京・台場に設置され、2015年の春には、大阪に国内2ヵ所目となるLDC大阪が設置された。同年トルコのイスタンブール、2016年に中国の上海に設置され、2020年9月現在、世界9カ国に27のLDCがある[2]。
2歳以下は無料、3歳以上は有料で子供料金の設定は無い。発行施設のみ有効の年間パスポート、4名以上のファミリー年間パスポートがある。子供のみでの入場不可、「大人のレゴナイト」など特別な場合を除いて、大人(18歳以上)のみでの入場も不可となっている。
一覧
編集北米
編集アメリカ合衆国
編集- レゴランド・ディスカバリー・センター・アリゾナ - アリゾナ州テンピ、アリゾナミルズ
- レゴランド・ディスカバリー・センター・アトランタ - ジョージア州アトランタ、フィップスプラザ
- レゴランド・ディスカバリー・センター・ベイエリア - カリフォルニア州ミルピタス、グレートモール・オブ・ザ・ベイエリア
- レゴランド・ディスカバリー・センター・ボストン - マサチューセッツ州サマービル、アセンブリスクエア
- レゴランド・ディスカバリー・センター・シカゴ - イリノイ州シャンバーグ、ストリーツ・オブ・ウッドフィールド
- レゴランド・ディスカバリー・センター・コロンバス - オハイオ州コロンバス、イーストン・タウン・センター
- レゴランド・ディスカバリー・センター・ダラス・フォートワース - テキサス州グレープバイン、グレープバインミルズ
- レゴランド・ディスカバリー・センター・カンザスシティ - ミズーリ州カンザスシティ、クラウン・センター
- レゴランド・ディスカバリー・センター・ミシガン - ミシガン州オーバーンヒルズ、グレートレイクス・クロッシング・アウトレット
- レゴランド・ディスカバリー・センター・ニュージャージー - ニュージャージー州イーストラザフォード、アメリカンドリーム・メドウランズ
- レゴランド・ディスカバリー・センター・フィラデルフィア - ペンシルベニア州プリマスミーティング、プリマスミーティング・モール
- レゴランド・ディスカバリー・センター・サンアントニオ - テキサス州サンアントニオ、ショップス・アット・リバーセンター
- レゴランド・ディスカバリー・センター・ウエストチェスター - ニューヨーク州ヨンカーズ、ウエストチェスター・リッジヒル・モール
カナダ
編集ヨーロッパ
編集イギリス
編集- レゴランド・ディスカバリー・センター・バーミンガム - ウェスト・ミッドランズ州バーミンガム、アリーナ・バーミンガム
- レゴランド・ディスカバリー・センター・マンチェスター - グレーター・マンチェスタートラフォード、トラフォード・センター
ドイツ
編集- レゴランド・ディスカバリー・センター・ベルリン - ベルリン市ミッテ区、ソニーセンター
- レゴランド・ディスカバリー・センター・オーバーハウゼン - ノルトライン=ヴェストファーレン州オーバーハウゼン、ツェントロ[3]
オランダ
編集トルコ
編集- レゴランド・ディスカバリー・センター・イスタンブール - イスタンブール、フォーラム・イスタンブール
アジア・オセアニア
編集日本
編集中華人民共和国
編集- レゴランド・ディスカバリー・センター・シャンハイ - 上海市、上海静安大悦城
- レゴランド・ディスカバリー・センター・シェンヤン - 瀋陽市、瀋陽K11アートモール
オーストラリア
編集- レゴランド・ディスカバリー・センター・メルボルン - ビクトリア州メルボルン、チャドストーン・ザ・ファッションキャピタル
- レゴランド・ディスカバリー・センター・ホーサム - ビクトリア州マウント・ホーサム、ホーサム・アルパイン・リゾート
-
LDC・ベルリン
-
LDC・オーバーハウゼン
-
LDC・シカゴ
-
LDC・トロント
-
LDC・マンチェスター
不祥事
編集レゴランド・ディスカバリー・センター東京において、2018年4月21日に全員が聴覚障がい者である家族とその子どもの友人が、センター側及び事業主体のマーリン・エンターテイメンツ・ジャパンの不手際から聴覚障がいを理由に入場を断られていた事が判明した。
脚注
編集- ^ “Legoland Discovery Center wird am Centro Oberhausen neu aufgebaut” (ドイツ語). WAZ. (2013年1月4日) 2013年4月6日閲覧。
- ^ The Ultimate Indoor LEGO® Playground
- ^ 2013年にデュースブルク、イネンハーフェンから移転
関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- レゴランド・ディスカバリー・センター大阪(公式サイト)
- レゴランド・ディスカバリー・センター東京(公式サイト)
- レゴランド・ジャパン(公式サイト)