レゲンデ (ヴィエニャフスキ)
ヘンリク・ヴィエニャフスキ作曲のヴァイオリン独奏曲
レゲンデ(伝説曲、Légende)作品番号17は、ユダヤ系ポーランド人のヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾ、ヘンリク・ヴィエニャフスキ作曲によるソロ・ヴァイオリンとオーケストラのための作品。しばしばピアノ伴奏で演奏される。演奏時間は約8分ほど。
概要
編集この曲は1860年頃の作品と推測される。ヴィェニャフスキの婚約を成立させた作品と伝えられている。はじめ娘がヴィェニャフスキと婚約するのを許さなかった親は、この曲に感銘を受けて、婚約を許した。そして、彼らは1860年に結婚した。
編成
編集独奏ヴァイオリン、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、ティンパニ、弦5部
参考文献
編集- 井上和男『改訂 クラシック音楽作品名辞典』三省堂、1998年2月10日、48頁。
外部リンク
編集- レゲンデの楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト