レオン・スタイン
レオン・スタイン(Leon Stein, 1910年9月18日 - 2002年5月9日)は、アメリカ合衆国の作曲家。
シカゴ出身。デポール大学でレオ・サワビー、フレデリック・ストック、ハンス・ランゲらに師事し、1935年に修士号を、1949年に博士号を取得した。1931年から1978年までデポール大学の教壇に立って作曲と音楽理論を教え、1966年から1976年まで音楽学部長を務めた。またシカゴ・ユダヤ大学の音楽研究所の責任者を務めた。またシカゴ市交響楽団をはじめ多くのオーケストラを指揮した。
作曲家としては特にサクソフォーンのための作品で知られる。作風はモダンかつユダヤ民族主義に基づいたものである。
作品
編集劇場音楽
編集- 漁師の妻(1954)
管弦楽曲
編集- ヴァイオリン協奏曲(1939)
- 3つのハシディック舞曲(1940-41年)
- 交響曲第1番(1940)
- 交響曲第2番(1942)
- ウォルト・ホイットマンの3つの詩によるトリプティーク(1943)
- 交響曲第3番(1950-51)
- ラプソディ(1954)
- 交響曲第4番(1974)
- チェロ協奏曲(1977)
室内楽曲
編集- ソナタ〜ヴァイオリンとピアノのための(1932)
- 弦楽四重奏曲第1番(1933)
- 木管五重奏曲(1936)
- 五重奏曲〜サクソフォーンと弦楽四重奏のための(1957)
- 六重奏曲(1958)
- ヴァイオリン・ソナタ(1960)
- トリオ〜サクソフォーン・ヴァイオリン・ピアノのための(1961)
- 弦楽四重奏曲第2番(1962)
- 弦楽四重奏曲第3番(1964)
- 弦楽四重奏曲第4番(1965)
- ソナタ〜テナーサックスとピアノのための(1967)
- 弦楽四重奏曲第5番(1967)
- 組曲〜サックス四重奏のための(1967)
- ソナタ〜ヴィオラのための(1969)
- 組曲~木管五重奏のための(1970)
- 金管五重奏曲(1975)
- 組曲〜弦楽三重奏のための(1980)
文献
編集- Margareth Owens, "Leon Stein". The New Grove Dictionary of Music and Musicians online