レウケー(Leuke, 古希: Λεύκη, Leukē)は、ギリシア神話に登場するニュンペー。オーケアニデスの一人。長母音を省略してレウケとも表記される。
レウケーは冥界の王ハーデースに見初められて冥界に連れて行かれたが、彼女は完全な不死の神ではなかった為に死んでしまった。これを悲しんだハーデースは、レウケーを白ポプラ(ギンドロの意味)に変えたという(なお、レウケーとは『白い』という意味)。それ以来、エーリュシオンには白ポプラが繁っているという。
後にヘーラクレースは12功業の一つとして冥界を訪れた時、エーリュシオンのレウケーの木から冠を作ったという。