レイ・ドラモンド
レイ・ドラモンド(Ray Drummond、1946年11月23日 - )は、ジャズ・ベーシスト、教師。アメリカ合衆国マサチューセッツ州ブルックライン生まれ。また、スタンフォード大学でMBAを取得しているため、スタンフォード・ジャズ・ワークショップとのつながりもある。彼の演奏は何百枚ものアルバムで聴くことができる。また、リニー・ロスネス(ピアノ)、ビリー・ドラモンド(ドラム、血縁関係はない)と共にザ・ドラモンズを率いている[1]。
レイ・ドラモンド Ray Drummond | |
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レイ・ドラモンド(2013年) | |
基本情報 | |
生誕 | 1946年11月23日(78歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 マサチューセッツ州ブルックライン |
ジャンル | ジャズ |
職業 | ミュージシャン、作曲家、編曲家、バンドリーダー、教育者、音楽プロデューサー |
担当楽器 | ダブルベース |
ドラモンドは、1980年以来、妻のスーザンと娘のマヤと共に、ニュージャージー州ティーネックに暮らしている[2]。
彼は、2020年に退職するまで、Google Inc.の上級副社長、企業開発および最高法務責任者を務めたデヴィッド・ドラモンドの兄である。
ディスコグラフィ
編集リーダー・アルバム
編集- Susanita (1984年、Nilva) ※with マニー・ボイド、ブランフォード・マルサリス、ジョン・ヒックス、アルヴィン・クイーン
- 『トゥー・オブ・ア・カインド』 - Two of a Kind (1989年、Theresa) ※with ジョン・ヒックス
- Camera in a Bag (1989年、Criss Cross) ※with デヴィッド・ニューマン、ケニー・バロン、スティーヴ・ネルソン、マーヴィン・スミス
- 『ワン・トゥ・ワン』 - One to One (1989年、DMP) ※with ビル・メイズ
- 『イズント・イット・ロマンティック?』 - One to One 2 (1990年、DMP) ※with ビル・メイズ
- 『エッセンス』 - The Essence (1991年、DMP) ※with ハンク・ジョーンズ、ビリー・ヒギンス
- Excursion (1992年、Arabesque)
- Continuum (1994年、Arabesque)
- Vignettes (1995年、Arabesque)
- 1-2-3-4 (1997年、Arabesque)
ザ・ドラモンズ(with リニー・ロスネス、ビリー・ドラモンド)
編集- 『星に願いを』 - When You Wish Upon A Star (1999年、Videoarts Music)
- 『レター・トゥ・ビル・エヴァンス』 - Letter To Evans (2000年、Videoarts Music)
- 『ア・ビューティフル・フレンドシップ』 - A Beautiful Friendship (2002年、Videoarts Music)
- Pas De Trois (2002年、True Life Jazz)
- 『ワンス・アポン・ア・タイム』 - Once Upon A Time (2003年、Videoarts Music)
参加アルバム
編集- The Only One (1990年、Reservoir)
- 『レムリア』 - Lemuria-Seascape (1991年、Candid)
- 『ライヴ・アット・ブラッドレイズ』 - Live at Bradley's (2001年、EmArcy) ※1996年録音
- 『ライヴ・アット・ブラッドレイズ2 - ザ・パーフェクト・セット』 - Live at Bradley's II (2002年、Sunnyside) ※1996年録音
- 『モーメント・トゥ・モーメント』 - Moment to Moment (1983年、Soul Note)
- 『バック・トゥ・ザ・シティ』 - Back to the City (1986年、Contemporary)
- Real Time (1988年、Contemporary) ※1986年録音
- 『リターン・オブ・ザ・グリフィン』 - Return of the Griffin (1978年、Galaxy)
- NYC Underground (1981年、Galaxy) ※1979年録音
- 『トゥ・ザ・レイディーズ』 - To the Ladies (1982年、Galaxy) ※1979年録音
- 『イズ・ザット・ソー?』 - Is That So? (1991年、Timeless)
- Beyond Expectations (1993年、Reservoir)
- Lover Man: A Tribute to Billie Holiday (1993年、Red Baron)
- 『ボビー・ハッチャーソン・ライヴ・アット・モントルー』 - Bobby Hutcherson Live at Montreux (1973年、Blue Note)
- 『シーラス』 - Cirrus (1974年、Blue Note)
- 『グッド・ベイト』 - Good Bait (1985年、Landmark)
- I Want to Talk About You (1986年、Black Saint)
- Ming's Samba (1988年、Portrait)
- 『ファスト・ライフ』 - Fast Life (1991年、DIW/Columbia)
- 『バラッズ・フォ-・バス・クラリネット』 - Ballads for Bass Clarinet (1991年、DIW)
- Saxmen (1993年、Red Baron)
- Jazzosaurus Rex (1993年、Red Baron)
- Creole (1997年、Justin Time)
- Like a Kiss that Never Ends (2000年、Justin Time)
- Sacred Ground (2006年、Justin Time)
- Person-ified (1997年、HighNote)
- My Romance (1998年、HighNote)
- Soft Lights (1999年、HighNote)
- Blue Velvet (2001年、HighNote)
- Thinking of You (2007年、HighNote)
- Mellow (2009年、HighNote)
- Moment to Moment (2010年、HighNote)
- So Nice (2011年、HighNote)
- Naturally (2012年、HighNote)
- Nice 'n' Easy (2013年、HighNote)
- The Melody Lingers On (2014年、HighNote)
- Something Personal (2015年、HighNote)
- Songs of Courage (1993年、Muse) ※1991年録音
- Blues Nexus (1993年、Muse)
- Escapade (1999年、HighNote)
その他
- クリス・アンダーソン : Blues One (1991年、DIW)
- 秋吉敏子 : 『リメンバリング・バド〜クレオパトラの夢』 - Remembering Bud: Cleopatra's Dream (1990年、日本クラウン)
- ビル・バロン : Variations in Blue (1983年、Muse)
- ビル・バロン : 『ザ・ネクスト・プラトー』 - The Next Plateau (1989年、Muse) ※1987年録音
- トーマス・チェイピン : I've Got Your Number (1993年、Arabesque)
- アーネット・コブ : 『ファンキー・バット』 - Funky Butt (1980年、Progressive)
- ジョージ・コールマン : At Yoshi's (1989年、Theresa)
- テッド・カーソン : 『ザ・トリオ』 - The Trio (1979年、Interplay)
- ビリー・ドラモンド : Native Colours (1992年、Criss Cross)
- テディ・エドワーズ : Close Encounters (1999年、HighNote) ※1996年録音 with ヒューストン・パーソン
- テディ・エドワーズ : Smooth Sailing (2003年、HighNote) ※2001年録音
- アート・ファーマー : Mirage (1982年、Soul Note)
- アート・ファーマー : Warm Valley (1983年、Concord)
- リッキー・フォード : 『フューチャーズ・ゴールド』 - Future's Gold (1983年、Muse)
- リッキー・フォード : 『サクソティック・ストンプ』 - Saxotic Stomp (1987年、Muse)
- カーティス・フラー : 『ブルースエット・パートII』 - Blues-ette Part II (1993年、Savoy)
- ベニー・ゴルソン : 『アイ・リメンバー・マイルス』 - I Remember Miles (1993年、Alfa Jazz)
- ベニー・ゴルソン : 『ザッツ・ファンキー』 - That's Funky (1995年、Meldac Jazz)
- スライド・ハンプトン : 『ワールド・オブ・トロンボーン』 - World of Trombones (1979年、West 54)
- クレイグ・ハンディ : Split Second Timing (1992年、Arabesque)
- トム・ハレル : Stories (1988年、Contemporary)
- バック・ヒル : 『キャピタル・ヒル』 - Capital Hill (1990年、Muse)
- バック・ヒル : The Buck Stops Here (1992年、Muse)
- フレディ・ハバード : The Eternal Triangle (1987年、Blue Note) ※with ウディ・ショウ
- フレディ・ハバード : 『フィール・ザ・ウインド』 - Feel the Wind (1988年、Timeless) ※with アート・ブレイキー
- ランディ・ジョンストン : Walk On (1992年、Muse)
- エタ・ジョーンズ : At Last (1995年、Muse)
- エタ・ジョーンズ : Easy Living (2000年、HighNote)
- リー・コニッツ : Live at Laren (1984年、Soul Note) ※1979年録音
- ピーター・リーチ : Landscape (2014年、Jazz House)
- ロニー・マシューズ : Roots, Branches & Dances (1978年、Bee Hive)
- チャールズ・マクファーソン : Manhattan Nocturne (1998年、Arabesque)
- グレイシャン・モンカー3世 : Exploration (2004年、Capri)
- フランク・モーガン : 『バップ'97』 - Bop! (1997年、Telarc)
- アイドリス・ムハマッド : Kabsha (1980年、Theresa)
- ファラオ・サンダース : 『ジャーニー・トゥ・ザ・ワン』 - Journey to the One (1980年、Theresa)
- ファラオ・サンダース : 『シュクルー』 - Shukuru (1985年、Theresa) ※1981年録音
- ウディ・ショウ : 『イマジネーション』 - Imagination (1987年、Muse)
- ホレス・シルヴァー : Music to Ease Your Disease (1988年、Silvertone)
- ホレス・タプスコット : Thoughts of Dar es Salaam (1997年、Arabesque)
- ボブ・シール・コレクティヴ : Lion Hearted (1993年)
- ジャック・ウォラス : Journey, Man! (1995年、Evidence)
- マイケル・ホワイト : 『スピリット・ダンス』 - Spirit Dance (1971年、Impulse!)
- マイケル・ホワイト : 『プネウマ』 - Pneuma (1972年、Impulse!)
- ザ・ソニー・クラーク・メモリアル・カルテット : 『ヴードゥー』 - Voodoo (1985年、Black Saint) ※ジョン・ゾーンのプロジェクト
脚注
編集- ^ All Music
- ^ Adler, David R. "Ray Drummond", Jazz Times, April 2004. Accessed September 21, 2011. "As for Drummond's nonvirtual lair, it's in Teaneck, N.J.-a modest house he's inhabited for 23 years with his wife, Susan, and his daughter, Maya, now 24. (That is Maya, age nine or so, on the cover of Drummond's Maya's Dance album.)"
出典
編集- Jazzdisco: Ray Drummond catalog - album index, accessed May 11, 2018