レインボーロール
レインボーロール(Rainbow roll)は、巻き寿司のうち裏巻きの一種で、キュウリ、アボカド、カニなどを具材に用いたものである。マグロやサーモン、白身魚、ブリ、タイ、ウナギなどの様々な魚を使うこともある[1]。ツナ、サーモン、アボカドを加えたカリフォルニアロールとよく似ている[2]。マンゴーやカニカマ、エビの天ぷらやその他のシーフードを用いることもある。
断面に見えるカラフルな種類の魚や果物が、虹のように見えることから名付けられた[3]。
ゲイシャロールやドラゴンロール、フィッシュロールとしても知られる[4]。
歴史
編集レインボーロールは、海苔が内側に隠れたカリフォルニアロールに続く、アメリカ合衆国への寿司文化における導入の第2段階と見なされている[3]。カリフォルニアロールが生魚をまったく使っていないのに対し、レインボーロールは生のマグロ、サーモン、エビ、白身魚などを入れることにより、もう1段階進んだものとされる[2]。
出典
編集- ^ “Rainbow Roll Recipe”. Sushi Encyclopedia. 27 June 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。11 December 2013閲覧。
- ^ a b Darlene (18 February 2016). “Japanese Rainbow Roll”. International Cuisine. 2019年9月30日閲覧。
- ^ a b “The Illustrated Rainbow Roll (手綱寿司): Pride Week Special” (英語). Yamamori. 2019年9月30日閲覧。
- ^ Heiter, Celeste (2007). The Sushi Book. ThingsAsian Press. pp. 181. ISBN 9781934159002