レイモンド・ロウ
レイモンド・ロウ(英語: Raymond "Ray" Rowe、1984年8月21日 - )は、アメリカ合衆国の男性プロレスラー。オハイオ州クリーブランド出身[2]。WWE所属。
レイモンド・ロウ | |
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プロフィール | |
リングネーム |
エリック ロウ レイモンド・ロウ[1] レイ・ロウ[1] レイモンド・ライト[1] |
本名 | レイモンド・ロウ |
ニックネーム |
デス・ロウ ミスター・ライト |
身長 | 187cm[2] |
体重 | 117kg[2] |
誕生日 | 1984年8月21日(40歳)[2] |
出身地 |
アメリカ合衆国 オハイオ州 クリーブランド[2] |
所属 | WWE |
トレーナー |
ジョシュ・プロフィビション ロウ・マルコニ |
デビュー | 2003年5月[2] |
来歴
編集インディー団体
編集2003年5月にプロレスデビューし、地元であるオハイオ州を中心にインディー団体を転戦。2012年よりNWAヒューストンを主戦場に移し、ジャックス・デインとのタッグ、パス・オブ・レジスタンス(The Path Of Resistance)としてNWAローンスタータッグ王座に戴冠するなどタッグ戦線で活躍。2013年からは階級をジュニアヘビー級に転向し、4月20日にNWAローンスタージュニアヘビー級王座を保持するマイク・デルを相手に勝利を収めて、同王座を獲得した。
6月1日、ROHが主催するHonor In The Heart Of Texasにて、ボビー・フィッシュを相手に同団体に初参戦を果たす。2014年1月、ROHが主催するトップ・プロスペクト・トーナメントに出場。初戦でコンゴ、準決勝でコーリー・ホリスを破り、決勝へ進出するも、ハンソンに敗北を喫し準優勝で終わる。これを機にROHへレギュラー参戦するようになり、4月4日、ハンソンとタッグチーム、ウォー・マシン(War Machine)を結成した。8月にバイク事故を起こし深刻な怪我を負い、長期離脱を余儀なくされてしまう[3]。2015年3月1日、ROH 13th Anniversary: Winner Takes Allにて、メインイベントに出場したハンソンをアシストする役目として登場し、ROHに復帰を果たす[4]。
8月22日、Field Of Honor 2015にて、ウォー・マシンとして出場し、K.E.S.(ランス・アーチャー & デイビーボーイ・スミス・ジュニア)と対戦。この試合に勝利を収め、試合後にK.E.S.が保持するGHCタッグ王座に挑戦することをアピールした[5][6]。9月19日、プロレスリング・ノアが主催するGREAT VOYAGE 2015 in OSAKAにウォー・マシンとして出場し、GHCタッグ王座を保持するK.E.S.と対戦したが、敗北を喫して王座奪取とはならなかった[7]。
12月18日、Final Battleにて、ROH世界タッグ王座を保持するキングダム(マット・ターバン & マイケル・ベネット)と対戦。勝利を収めて、第44代タッグ王者組に輝き、ROHでのタイトル初戴冠を果たした[8]。
2016年11月、新日本プロレスが主催するタッグリーグ戦、WORLD TAG LEAGUEにウォー・マシンとして出場[2]。
2017年4月9日、天山広吉&小島聡組からIWGPタッグ王座を奪取した。
WWE
編集NXT
編集2018年1月16日、WWEと契約を交わし入団[9][10]。4月11日、WWEの傘下団体であるNXTにてヘビー・マシーナリー(タッカー・ナイト & オーティス・ドーゾビッチ) vs リディック・モス & ティノ・サバテリの試合中にハンソンと共にウォー・レイダース(War Raiders)として乱入。両タッグを襲撃すると最後にサバテリにフォールアウトを決めてリングを占拠した[11]。12月21日、かねてより交際中だったサラ・ローガン(Sarah Logan)と結婚式を挙げた。
2019年1月26日、NXT TakeOver: PhoenixでNXTタッグ王者チームのジ・アンディスピューテッド・エラ(カイル・オライリー & ロデリック・ストロング)に挑戦。終盤になるとハンソンが孤立して集中攻撃を受けるも危機を脱出。そしてフォールアウトを決めて勝利。王座を戴冠した[12]。
WWE
編集2019年4月15日、WWE・RAWで自身はエリック(Erik)、ハンソンはアイバー(Ivar)へとリングネームを変更。そしてタッグネームをバイキング・エクスペリエンスに改めてデビューした[13]。同月22日、タッグネームをバイキング・レイダース (The Viking Raiders)に改名[14]。
2023年11月2日、C6/C7頸椎固定手術を受けたことをインスタグラムで公表した[15]。(頸椎前方除圧固定術、「頸椎症」の手術の項を参照)
2024年10月14日、WWE RAWにてタッグチーム ウォー・レイダース(The War Raiders)として復帰した[16] [17]。
得意技
編集- デス・ロウ
- フルネルソンで捕らえた相手を持ち上げながら左手のクラッチを切り、落ちてくる相手の後頭部に強烈な膝蹴りを見舞う。
- 現在のフィニッシュ技。
- アルマゲドン
- クロスアームバー
- ブレインバスター
- ギロチンチョーク
- トライアングルチョーク
- イースト・テン・マイル
- 相手の顎に自身の膝を打つ技
- ショットガン・ニー
- ランニング・ダブル・ニー・ストライク
- パワーボム
- バックドロップ
- ダブルアームスープレックス
- フォアアーム・スマッシュ
- トペ・スイシーダ
- ランニング・ニーバット
連携技
編集- フォールアウト
- フィニッシュ・ホールド。相手をロウがバックドロップの要領で抱え上げ、ハンソンがコーナーポスト最上段から抱え上げられた相手の喉元目掛けてギロチン・ドロップを放っていく。
- ダブル・チョークスラム
- ウォー・マシン・コンボ・スラム
- ロウがロープから返ってきた相手の懐に潜り込み、上半身を抱えて上空へと放り投げ、ハンソンが落下してくる相手を肩口で受け止めて前のめりに倒れ込み、相手を背中からマットに叩きつける。
獲得タイトル
編集- WWE
- ロウタッグ王座 : 1回
- w / アイバー
- NXTタッグ王座 : 1回
- w / ハンソン
- 24/7王座 : 1回
- NWAブランデット・アウトロー・レスリング
- NWA BOWヘビー級王座 : 1回
- NWA BOWアウトロー王座 : 1回
- NWAレスリング・レボリューション
- NWAグランド・ウォリアー王座 : 2回
- NWAローンスター
- NWAローンスタージュニアヘビー級王座 : 1回
- NWAローンスタータッグ王座 : 1回
- w / ジャックス・デイン
- VIPレスリング
- VIPヘビー級王座 : 2回
- アブソリュート・インテンス・レスリング
- AIWアブソリュート王座 : 1回
- JTライトニング・トーナメント 優勝
- インターナショナル・レスリング・カルテル
- IWC世界ヘビー級王座 : 1回
- IWCタッグ王座 : 1回
- w / J=ロック
- クリーブランド・オール・プロレスリング
- CAPWヘビー級王座 : 1回
- CAPWタッグ王座 : 1回
- w / ジェイソン・ベイン
- ファイアストーム・プロレスリング
- ファイアストーム・プロヘビー級王座 : 1回
- ROH
- ROH世界タッグ王座 : 1回
- 第44代, w / ハンソン
- 新日本プロレス
- IWGPタッグ王座 : 2回
- 第75代, 第77代 w / ハンソン
入場テーマ曲
編集出演
編集- ウォーリアー(2011年)
脚注
編集- ^ a b c “Raymond Rowe”. Online World of Wrestling. 2016年8月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g “『WORLD TAG』“初出場”外国人チーム決定!! ROHから“凶獣”ウォー・マシンが参戦!WLWからブライアン・ブレーカー&リーランド・レイスもエントリー!【WT16】”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年11月4日閲覧。
- ^ “ROH STAR INJURED IN MOTORCYCLE ACCIDENT”. 2016年2月14日閲覧。
- ^ “COMPLETE ROH 13TH ANNIVERSARY SHOW REPORT: JAY BRISCOE DEFENDS THE TITLE AGAINST THREE TOP CHALLENGERS, SAMOA JOE COMES HOME, ALBERTO EL PATRON GETS HIS SHOT AT THE TV TITLE, THE BUCKS AND REDRAGON RENEW THEIR FEUD, AND MUCH MORE By Stuart Carapola”. 2016年2月14日閲覧。
- ^ “ROHのWar MachineがKESに勝利しGHCタッグ挑戦をアピール!【プロレスリング・ノア】”. 新日本プロレス公式サイト. 2015年8月26日閲覧。
- ^ “Ring of Honor tag team heading to Pro Wrestling Noah”. August 26, 2015閲覧。
- ^ “GREAT VOYAGE 2015 in OSAKA”. プロレスリング・ノア公式サイト. 2015年9月19日閲覧。
- ^ “ROH Final Battle 2015 live results: Jay Lethal vs. AJ Styles, Roderick Strong vs. Bobby Fish”. Wrestling Observer. 2015年12月18日閲覧。
- ^ “WWE signs Ricochet & War Machine for developmental territory NXT”. SKYSports.com. 2018年1月16日閲覧。
- ^ “WWE officially signs free-agent stars Ricochet, War Machine”. BaltimoreSUN.com. 2018年1月16日閲覧。
- ^ “WWE NXT Results – 4/11/18 (War Raiders debut during main event, Kairi Sane vs. Lacey Evans)”. Wrestleview.com. 2018年4月12日閲覧。
- ^ “WWE NXT TakeOver Phoenix Results: News And Notes After DIY Reunites, Belair-Baszler Steal The Show”. Forbes. 2018年1月27日閲覧。
- ^ “WWE Raw Results: News And Notes After Miz, Usos And AJ Styles Are Drafted Via Superstar Shake-Up”. Forbes. 2019年4月15日閲覧。
- ^ “WWE Raw Results: News and Notes After AJ Styles Becomes No. 1 Contender”. Forbes. 2019年4月22日閲覧。
- ^ “What happened to Erik of The Viking Raiders? Injury update, recovery period and more” (英語). Sportskeeda (2023年11月3日). 2024年6月25日閲覧。
- ^ “Erik And Ivar Return As War Raiders On WWE Raw, Advance In WWE World Tag Title Contenders Tournament”. Fightful (2024年10月14日). 2024年10月20日閲覧。
- ^ “【WWE】戸澤&オーティスが世界タッグ王座ナンバー1コンテンダーT出場も1回戦でウォー・レイダースに敗北”. プロレス/格闘技DX (2024年10月16日). 2024年10月20日閲覧。
- ^ "Death Rowe"©2013 Planet of the Stapes Music/Scott Mesorana www.youtube.com
外部リンク
編集- ROH 公式プロフィール
- Erik (@Erik_WWE) - X(旧Twitter)
- Raymond Rowe (@erik_wwe) - Instagram