レイク・シャンプレイン (ミサイル巡洋艦)
レイク・シャンプレイン(USS Lake Champlain, CG-57)は、アメリカ海軍のミサイル巡洋艦。タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の11番艦。艦名は米英戦争におけるシャンプレイン湖の戦いにちなむ。
レイク・シャンプレイン | |
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基本情報 | |
運用者 | アメリカ海軍 |
艦種 | ミサイル巡洋艦 |
級名 | タイコンデロガ級 |
モットー | Ingenuity Daring Discipline[1] |
母港 | サンディエゴ |
艦歴 | |
発注 | 1983年12月16日 |
起工 | 1986年3月3日 |
進水 | 1987年4月3日 |
就役 | 1988年8月12日 |
退役 | 2023年9月1日 |
現況 | 退役 |
要目 | |
満載排水量 | 9,460トン |
全長 | 172.46 m |
最大幅 | 16.76 m |
吃水 | 9.5 m |
機関 | COGAG方式 |
主機 | LM2500ガスタービンエンジン×4基 |
推進 | スクリュープロペラ×2軸 |
出力 | 86,000仏馬力 (63,000 kW) |
速力 | 30ノット (56 km/h) 以上 |
航続距離 | 6,000海里 (11,000 km) (20kt巡航時) |
乗員 | 358名 (士官33名) |
兵装 | |
搭載機 | SH-60B LAMPSヘリコプター×2機 |
FCS | |
C4ISTAR |
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レーダー |
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ソナー |
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電子戦・ 対抗手段 |
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艦歴
編集レイク・シャンプレインはミシシッピ州パスカグーラのリットン・インガルス造船所で建造され、ニューヨークのイントレピッド桟橋で就役した。
その後母港のサンディエゴに向けて出港し、マゼラン海峡を通過したがその途中で艦首を損傷した。
レイク・シャンプレインはペルシャ湾に向けて幾度もの航海を行っている。最初の航海は砂漠の楯作戦の一部としてであり、その後は砂漠の嵐作戦の最終段階であった。砂漠の嵐作戦から母港へ帰還する途中、艦はフィリピンのピナトゥボ山噴火からの撤退を援助した。
2017年にはカール・ヴィンソン空母打撃群の一員として朝鮮半島近海に派遣され、北朝鮮による軍事挑発抑止の任務に従事。同年5月9日には日本海の公海上で韓国漁船と接触する事故が起きたが、双方ともに人命被害はなかった[2]。
脚注
編集- ^ Official ships history, "Ingenuity, Daring, Discipline – The Motto of LAKE CHAMPLAIN."
- ^ “米ミサイル巡洋艦と韓国漁船接触、人命被害なし 日本海”. 朝日新聞. (2017年5月9日) 2017年5月31日閲覧。