ルート16
『ルート16』(ルートシックスティーン)は、1981年にサン電子が開発し、岐阜特機より発売されたアーケードゲームである。
ジャンル |
固定画面アクション ドットイートゲーム |
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対応機種 |
アーケード (AC) 対応機種一覧
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開発元 |
テーカン サンソフト |
発売元 |
岐阜特機 Centuri |
人数 | 1 - 2人(交互プレイ) |
メディア |
業務用基板 (20.50キロバイト) |
稼働時期 |
AC INT 1981年5月 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
デバイス |
4方向レバー 1ボタン |
CPU | Z80 (@ 2.5 MHz)×2 |
サウンド | AY-3-8910A (@ 1.25 MHz) |
ディスプレイ |
ラスタースキャン 縦モニター 256×256ピクセル 57.00Hz パレット8色 |
概要
編集真上から見下ろすトップビューのマップ上で車を操り、自機に向かってくる敵の車や迷路に配置されている敵キャラクターをかわしながらステージ上にあるアイテムを回収していくゲーム。自機は動き始めると一切停止することができない。
ナムコのアーケードゲーム『ラリーX』(1980年)とシステムが似ているが、1ステージにつき16に分かれたうち1画面分の迷路1ブロックを表示するメイズモードと、その16のブロックすべてが表示されるレーダーモードの2つの表示モードがある点が異なる。レーダーモードでは、自機・敵機の位置、迷路ブロック入口とアイテムの位置をドット表示で確認できるが、内部の迷路の形状は中に入ってみるまで分からない。
隠しフィーチャー
編集画面デモのタイトルの下に「BONUS」の点滅がある場合、ゲーム開始直後のマップの下部に、エクステンドアイテムが出現する(通常は得点アイテム)という隠しフィーチャーが存在する。直前のプレイヤーが1面でゲームオーバーになった場合に限り、このフィーチャーが出現する。
移植版
編集一覧
編集No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 売上本数 | 備考 | 出典 |
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1 | Route 16 | 1983年 |
アルカディア | Emerson Radio | Emerson Radio | ロムカセット | No.35 | - | ||
2 | ルート16ターボ | 1985年10月4日 |
ファミリーコンピュータ | サンソフト | サンソフト | 320キロビットロムカセット[1] | SS2-4900 | - | ステージ9がクリア不能 | |
3 | メモリアル☆シリーズ SUNSOFT Vol.2 |
2001年12月6日 |
PlayStation | サンソフト | サンソフト | CD-ROM | SLPS-03181 | - | ファミリーコンピュータ版の移植 ステージ9がクリア可能 『アトランチスの謎』とのカップリング |
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4 | ルート16・ターボ | 2003年8月18日 |
504i FOMA2051、2012V、2701 (iアプリ) |
サンソフト | スペースアウト | ダウンロード (ドキドキSUNSOFT) |
- | - | [2] | |
5 | メモリアル☆シリーズ SUNSOFT Vol.2 |
2007年8月30日 |
PlayStation 3 PlayStation Portable PlayStation Vita (PlayStation Network) |
サンソフト | サンソフト | ダウンロード (ゲームアーカイブス) |
- | - | ファミリーコンピュータ版の移植 ステージ9がクリア可能 『アトランチスの謎』とのカップリング |
|
6 | ルート16ターボ | 2010年4月20日 |
Windows | サンソフト | サンソフト | ダウンロード (プロジェクトEGG) |
- | - | ファミリーコンピュータ版の移植 | [3] |
7 | ルート16 | 2018年11月29日 |
PlayStation 4 Nintendo Switch |
サンソフト | ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
- | - | アーケード版の移植 | [4] |
8 | ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online |
2019年12月12日 |
Nintendo Switch | 任天堂 | 任天堂 | ダウンロード | - | - | ファミリーコンピュータ版の移植 ステージ9はクリア不能 |
[5][6][7] |
ファミリーコンピュータ版
編集『ルート16ターボ』(ルートシックスティーンターボ)は、1985年10月4日にサン電子より発売されたファミリーコンピュータ用コンピュータゲームソフトである。上記『ルート16』の移植作品である。プレイステーション用ソフト『メモリアル☆シリーズ サンソフト Vol.2』(2001年)に収録されたほか、携帯電話用アプリとして移植されている。2010年4月20日より、プロジェクトEGGで配信されている。
同作はグラフィックが強化されているほか、EASY・NORMAL・DIFFICULTの3つの難易度がある。
なお、レーダーモードにおいては各小部屋に番号が振られている。
同作は悪の組織『カンハルー』の秘密基地から盗まれた金を回収するという内容であり、自機にはマッド・エックスという名前が付けられている。
音楽
編集- サウンドトラック
- 『ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックス VOL.3』
- 2004年4月21日、サイトロン・デジタルコンテンツより発売されたCD内の一作品として収録されている。
脚注
編集- ^ ファミリーコンピュータMagazine 1991, p. 95.
- ^ 関口聖 (2003年8月18日). “「いっき」や「上海」など名作ゲームがiアプリで登場”. ケータイ Watch. インプレス. 2018年12月30日閲覧。
- ^ “ルート16ターボ|プロジェクトEGG”. プロジェクトEGG. D4エンタープライズ. 2018年12月30日閲覧。
- ^ “ルート16”. アーケードアーカイブス. ハムスター. 2018年12月30日閲覧。
- ^ ミル☆吉村 (2019年12月5日). ““ファミコン&スーファミ Nintendo Switch Online”12月度追加タイトルに『スターフォックス2』、『星のカービィ スーパーデラックス』、『ファミコンウォーズ』、『ルート16ターボ』が登場”. ファミ通.com. KADOKAWA. 2022年11月19日閲覧。
- ^ 沓澤真二 (2019年12月5日). “Nintendo Switch Online、特典のスーファミ&ファミコンタイトルに「スターフォックス2」「ルート16ターボ」など追加”. ねとらぼ. アイティメディア. 2022年11月19日閲覧。
- ^ Gueed (2019年12月5日). “あの「スターフォックス2」など4作が「ファミコン & スーファミ Nintendo Switch Online」で12月12日に登場”. 4Gamer.net. Aetas. 2022年8月31日閲覧。
参考文献
編集- 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、95頁。