ルース・スレンチェンスカ
アメリカのミュージシャン
ルース・スレンチェンスカ[1](Ruth Slenczynska, 1925年1月15日[2] -)は、アメリカ合衆国のピアニスト。日本では「スレンチンスカ」と表記されていたこともある。
来歴
編集カリフォルニア州サクラメントの生まれ。幼少期に父親のヴァイオリニスト、ヨゼフ・スレンチンスキから音楽の手ほどきを受け、4歳でステージ・デビューを果たす。5歳でカーティス音楽院に入学し、6歳でベルリン、8歳でニューヨーク、11歳でパリ等、各都市でコンサートを開いて成功を収めた。彼女にピアノを教えた教師として、ヨゼフ・ホフマン、セルゲイ・ラフマニノフ、アルトゥル・シュナーベル、エゴン・ペトリ、ヴィルヘルム・バックハウス、アルフレッド・コルトー等が数えられる。14歳から一旦音楽活動から遠ざかり、19歳で大学で心理学を学んだが、26歳のときに指揮者のアーサー・フィードラーに請われてピアニストとして復帰した。1964年からサウス・イリノイ大学のアーティスト・イン・レジデンスに就任し、1987年に退任。2003年に初来日。その後たびたび来日し、2005年の岡山でのコンサートで公開演奏の場から退いた[3]が、録音はその後も続けている。
著作
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “Ruth Slenczynska - A profile of her life.”. 2012年7月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月12日閲覧。
- ^ “Ruth Slenczynska Biography”. 2012年8月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月6日閲覧。
- ^ “ルース・スレンチェンスカ 2007年さらなる奇跡の出会い 〜千年桜にみちびかれて〜”. 2012年7月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月18日閲覧。