ルーク・バード
ルーク・フランシス・バード(Luke Francis Bard, 1990年11月13日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州シャーロット出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのニューヨーク・ヤンキース傘下所属。
ニューヨーク・ヤンキース (マイナー) | |
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A+級フォートマイヤーズ・ミラクル時代 (2016年4月23日) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ノースカロライナ州シャーロット |
生年月日 | 1990年11月13日(34歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 200 lb =約90.7 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2012年 MLBドラフト1巡目追補 |
初出場 | 2018年3月31日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入りとツインズ傘下時代
編集2012年のMLBドラフト1巡目追補(全体42位)でミネソタ・ツインズから指名され[1]、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ツインズでプロデビュー。アパラチアンリーグのルーキー級エリザベストン・ツインズでもプレーし、2球団合計で7試合(先発1試合)に登板して1セーブ、防御率3.86、7奪三振を記録した。
2013年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ツインズ、ルーキー級エリザベストン 、A+級フォートマイヤーズ・ミラクルでプレーし、3球団合計で12試合に登板して1勝0敗、防御率3.65、9奪三振を記録した。
2014年は故障のため、全休した。
2015年はA級シーダーラピッズ・カーネルズでプレーし、28試合に登板して7勝1敗、防御率2.41、47奪三振を記録した。
2016年はA+級フォートマイヤーズとAA級チャタヌーガ・ルックアウツでプレーし、2球団合計で44試合に登板して3勝1敗2セーブ、防御率3.74、57奪三振を記録した。
2017年はAA級チャタヌーガとAAA級ロチェスター・レッドウイングスでプレーし、2球団合計で41試合に登板して4勝3敗5セーブ、防御率2.76、99奪三振を記録した。
エンゼルス時代
編集2017年12月12日にルール・ファイブ・ドラフトでロサンゼルス・エンゼルスから指名され、移籍した[2]。
2018年は開幕25人枠入りし、3月31日のオークランド・アスレチックス戦でメジャーデビュー[3]。4月21日にDFAとなった。エンゼルスでは8試合に登板して防御率5.40、13奪三振を記録した。
ツインズ傘下復帰
編集2018年4月27日、ルール・ファイブ・ドラフトの規約でツインズに戻ることになった[4]。AAA級ロチェスターへ配属され、32試合に登板して3勝3敗1セーブ、防御率4.66、52奪三振を記録した。オフの11月2日にFAとなった[5]。
エンゼルス復帰
編集2019年2月18日にエンゼルスとマイナー契約を結び[5]、 3月16日にメジャー契約を結んで40人枠入りした[6]。この年メジャーでは32試合(先発3試合)に登板して3勝3敗、防御率4.78、40奪三振を記録した。
2020年は6試合に登板して防御率6.75、7奪三振を記録した。
2021年は臀部の故障及び手術のためシーズンを全休し、レギュラーシーズン終了後にFAとなった[7]。
レイズ時代
編集2022年3月24日にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[8]。開幕を傘下のAAA級ダーラム・ブルズで迎え、5月18日にメジャー契約を結んで40人枠入りした(メジャー昇格はせずにそのままAAA級ダーラム所属)[9]。その後、6月7日に昇格すると[10]、翌8日のセントルイス・カージナルス戦で2年ぶりにメジャー登板した[11]。8月1日にギャレット・クレービンジャーの加入に伴い、DFAになった[12]。
ヤンキース時代
編集2022年8月5日にウェイバー公示を経てニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[13]。9月7日にDFAとなり[14]、10日にマイナー契約で傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースへ配属された[15]。
投球スタイル
編集家族
編集5歳年上の兄のダニエル・バードもプロ野球選手(投手)である。
また、従兄弟にも同じくプロ野球選手(外野手)のジョン・アンドレオリがいる。
詳細情報
編集年度別投手成績
編集年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | LAA | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 53 | 11.2 | 10 | 4 | 5 | 1 | 3 | 13 | 1 | 0 | 7 | 7 | 5.40 | 1.29 |
2019 | 32 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 1 | .500 | 199 | 49.0 | 41 | 8 | 13 | 1 | 5 | 40 | 5 | 1 | 27 | 26 | 4.78 | 1.10 | |
2020 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ---- | 23 | 5.1 | 7 | 2 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | 1 | 4 | 4 | 6.75 | 1.31 | |
2022 | TB | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 56 | 14.0 | 7 | 0 | 7 | 0 | 2 | 8 | 0 | 1 | 3 | 3 | 1.93 | 1.00 |
NYY | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 3 | 1.0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.00 | |
'22計 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 59 | 15.0 | 7 | 0 | 7 | 0 | 2 | 8 | 0 | 1 | 3 | 3 | 1.80 | 1.00 | |
MLB:4年 | 55 | 3 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | 0 | 2 | .500 | 334 | 81.0 | 65 | 14 | 25 | 2 | 10 | 68 | 6 | 3 | 41 | 40 | 4.44 | 1.11 |
- 2022年度シーズン終了時
年度別守備成績
編集年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2018 | LAA | 8 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
2019 | 32 | 3 | 1 | 0 | 1 | 1.000 | |
2020 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |
MLB | 46 | 5 | 3 | 0 | 1 | 1.000 |
- 2021年度シーズン終了時
背番号
編集- 65(2018年)
- 39(2019年 - 2020年)
- 46(2022年 - 同年7月31日)
- 68 (2022年8月28日)
脚注
編集- ^ Ken Sugiura (2012年6月5日). “Georgia Tech's Bard selected 42nd overall” (英語). ajc.com. 2020年3月30日閲覧。
- ^ “2017 Rule 5 Draft results: Pick-by-pick” (英語). MLB.com (2017年12月12日). 2020年3月30日閲覧。
- ^ “Los Angeles Angels at Oakland Athletics Box Score, March 31, 2018” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年3月30日閲覧。
- ^ Chad Thornburg (2018年4月27日). “Rule 5 Draft selection Bard returns to Twins” (英語). MLB.com. 2020年3月30日閲覧。
- ^ a b MLB公式プロフィール参照。2022年5月20日閲覧。
- ^ Ty Bradley (2019年3月16日). “Angels Select Luke Bard” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年3月30日閲覧。
- ^ “Angels' Luke Bard: Clears waivers” (英語). CBS Sports (2021年10月22日). 2022年5月20日閲覧。
- ^ Steve Adams (2022年3月24日). “Rays Sign Luke Bard” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月20日閲覧。
- ^ Anthony Franco (2022年5月18日). “Rays Add Luke Bard To 40-Man Roster” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月20日閲覧。
- ^ Anthony Franco (2022年6月7日). “Rays Option Ryan Yarbrough To Triple-A” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月9日閲覧。
- ^ https://www.espn.com/mlb/boxscore/_/gameId/401355084
- ^ “Rays acquire lefty reliever Garrett Cleavinger from Dodgers” (英語). Washington Post. ISSN 0190-8286 2022年8月13日閲覧。
- ^ “Yankees Claim Luke Bard Off Waivers From Rays” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年8月13日閲覧。
- ^ Steve Adams (2022年9月7日). “Yankees Designate Luke Bard For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年10月23日閲覧。
- ^ Darragh McDonald (2022年9月10日). “Outrights: VanMeter, Vieaux, Bard, Araúz, Medina, Castro, Jewell” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年10月23日閲覧。
- ^ 「ロサンゼルス・エンジェルス」『2020MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』 日本スポーツ企画出版社 55頁
関連項目
編集外部リンク
編集
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Luke Bard stats MiLB.com
- Luke Bard (@Luke_Bard) - X(旧Twitter)