ルンド大学植物園
ルンド大学植物園(ルンドだいがくしょくぶつえん、スウェーデン語: Botaniska trädgården, Lund )はスウェーデンのルンド市にある植物園である。8ヘクタールの土地に7000種の植物が栽培されており、うち200種は9種の気候条件を再現している温室で栽培されている。ルンド大学が運営し、無料で公開されている[1]。
ルンド大学植物園 Botaniska trädgården, Lund | |
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施設情報 | |
事業主体 | ルンド大学 |
管理運営 | ルンド大学 |
所在地 | スウェーデン スコーネ県ルンド市 |
位置 | 北緯55度42分14秒 東経13度12分10秒 / 北緯55.70389度 東経13.20278度座標: 北緯55度42分14秒 東経13度12分10秒 / 北緯55.70389度 東経13.20278度 |
公式サイト | www.botan.lu.se |
歴史
編集1666年に創立されたルンド大学には、1690年代から植物園が存在した。ルンド公園(Lundagård)近くの、現在はルンド大学の主要な建物がある場所に設けられていたが、貧弱なものだった[2]。1746年に、有名な建築家だったカール・ホーレマンが、オランジェリーを持つ新しい植物園の計画を作成した[2]。同じ頃、大学の規模は大きくなり、学生数が増え、19世紀半ばに、植物園のルンド市郊外のTornalyckanの現在の場所への移転が決定された。植物学教授のヤコブ・ゲオルグ・アガードが、温室の建設などの新しい植物園の計画の責任者となった[3]。
1913年には園内に建築家、ヴォーリン(Theodor Wåhlin)の設計による植物学博物館が建設された。植物学博物館には、リンネを教えた博物学者のキリアン・ストベーウスの収集品や、アガードやアンデシュ・ヤハン・レチウス、エリク・アカリウスらの集めた標本が収められている[4]。藻類の標本のは10万点を越え、世界最大の海草のコレクションのひとつとなっている[5]。
植物園の画像
編集出典
編集- ^ "Botaniska trädgården". Université de Lund. 2014年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月26日閲覧。
- ^ a b "A brief history of the Lund University Botanical Garden". Botaniska Trädgården. 2011年3月26日閲覧。
- ^ "Botaniska trädgården". Lunds kommun. 2010年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月26日閲覧。
- ^ "Historik". Lunds Universitets Historiska Museum. 2011年3月27日閲覧。
- ^ "Collections". Université de Lund. 2011年3月27日閲覧。