ルノー・6
ルノー・6(Renault 6,R6)は、フランスの自動車製造会社であるルノーが製造販売していた自動車である。フランス語では「6」を「シス」(仏: six)と読む。
6 | |
---|---|
概要 | |
製造国 |
フランス スペイン コロンビア ベルギー アルゼンチン |
販売期間 | 1968-1986年 |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ | 5ドアハッチバック |
パワートレイン | |
変速機 | 4MT |
前 |
前: ダブルウィッシュボーン式 後: トレーリングアーム式 |
後 |
前: ダブルウィッシュボーン式 後: トレーリングアーム式 |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,400-2,450mm |
全長 | 3,860mm |
全幅 | 1,540mm |
全高 | 1,500mm |
系譜 | |
先代 | ルノー・ドーフィン |
後継 |
ルノー・5 ルノー・14 |
概要
編集4の上級版として開発され、1968年のパリモーターショーで発表された。ルノー・4と同一のエンジン、プラットフォームを利用していたが、ルノー・4よりも大型化された。デザインは4よりも現代的にされ、16に類似していた。
1970年のモデルまでは、一回り小さなルノー・4の845 cc エンジンを積んでいたため、パワー不足によりメディアに批判された。その後、1970年のパリモーターショーでルノー・8に用いられていた1.1 L クレオンエンジンを搭載したモデルが発表された。そのモデルには新型のトランスミッションや冷却システム、フロントディスクブレーキが採用された。さらに同年、スペイン市場においては自動車税課税非対象の956 cc エンジンを搭載したモデルを発売した。
1974年にはヘッドランプ形状を丸型から角型に変更し、また新型のテールランプやブラックプラスチックグリル、新型バンパーを採用した。
フランスを含む欧州での生産は1980年に終了したが、コロンビアではルノー・9の生産が開始された1984年、スペインとアルゼンチンでは1986年までそれぞれ生産された。