リング・オブ・ガンダム
日本のアニメ作品
『リング・オブ・ガンダム』(Ring of Gundam[1])は、サンライズのフルCGアニメ。アニメ作品『ガンダムシリーズ』の一つ。
概要
編集ガンダムシリーズ生誕30周年を記念して、富野由悠季を総監督に、サンライズとロボットが共同で制作した5分36秒の短編アニメーション作品である。2009年8月21日から東京ビッグサイトで開催された「GUNDAM BIG EXPO」で公開された。2009年9月7日から9月21日までGYAO!で無料配信も行われ[2]、2015年に開催された第28回東京国際映画祭の特集企画「ガンダムとその世界」でも公開された[1]。
フルCGアニメーションで、演じる俳優の動作や表情をトレースしてCG化するなど、ガンダムシリーズでは珍しい手法で制作された。
物語の全容は明かされておらず、主人公・エイジィが操るRX-78-2 ガンダムによく似たガンダムタイプのモビルスーツや、宇宙空間に浮遊する巨大なリングが登場する。また「アムロの遺産」というキーワードも明かされた。
なお、本作の名称はアニメ『∀ガンダム』の没タイトルでもある。
映像ソフトでは2010年7月23日に発売されたBlu-ray「機動戦士ガンダム30周年ドキュメンタリー メモリアルボックス」[3]と2014年5月28日発売された『機動戦士ガンダム』劇場三部作のBlu-rayボックス初回限定生産版の特典Blu-rayに収録されている[4]。
物語
編集時は一年戦争からはるかな未来。舞台は新世紀の地球圏。人類再生のための鍵となるリングとビューティ・メモリーを手に入れるのだが、ビューティ・メモリーはリングを発動させるにはアムロの遺産が必要だという。エイジィとユリアは遺産を起動させ、ビューティ・メモリーと接触する。
登場人物
編集登場兵器
編集- アムロの遺産(ガンダム)
- 骸骨モビルスーツ
- 骸骨モビルスーツ(グレン機)
スタッフ
編集脚注
編集- ^ a b “Ring of Gundam : 作品情報”. 映画.com. 2024年10月6日閲覧。
- ^ “ショートフィルム「リング・オブ・ガンダム」GyaO!にて無料配信決定!”. GUNDAM.INFO (2009年9月8日). 2024年10月6日閲覧。
- ^ “「Ring of Gundam」初収録!ガンダム30周年ドキュメンタリーがBlu-rayリリース”. CD Journal. 音楽出版社 (2010年3月23日). 2024年10月6日閲覧。
- ^ “『機動戦士ガンダム』劇場三部作がBDボックス化、リング・オブ・ガンダムも収録”. マイナビニュース (2014年2月24日). 2024年10月6日閲覧。