リディバイダー
2017年、ティム・スミット監督による米蘭SF映画
『リディバイダー』(原題: Kill Switch、別題: Redivider)は、2017年のアメリカ合衆国・オランダのSF映画。 監督はティム・スミット、出演はダン・スティーヴンスとベレニス・マーロウなど。 もう一つの地球を作ってエネルギーを取り出す新技術を実現した近未来を舞台にしたスペクタクルSFサスペンスアクション映画で[2]、現実世界を客観視点、複製世界「エコーワールド」をFPSのように主人公の一人称視点で表現し、随所に主人公のステータスが表示されるなど、ゲームのような演出も施されている[3]。
リディバイダー | |
---|---|
Kill Switch Redivider | |
監督 | ティム・スミット |
脚本 |
チャーリー・キンディンガー オミッド・ノーシン |
製作 |
デニス・ウィグマン サンデル・フェルドンク パトリック・チュウ ティム・スミット |
製作総指揮 |
クレイ・ペコリン ラッセル・ガイザー ティボー・ニルス アーロン・ライダー ミラン・ポペルカ アル・マンティーヌ ウィリアム・V・ブロマイリー ネス・サバン シャノン・ベッカー |
出演者 |
ダン・スティーヴンス ベレニス・マーロウ |
音楽 |
ドリーズ・ビジルスマ ロブ・ピーターズ |
主題歌 | ドン・ディアブロ「Echoes」 |
撮影 | ジャコ・ヴァン・リー |
編集 | ヴォウター・ヴァン・ルイジン |
製作会社 |
フィルムネイション・エンターテインメント スクエアワン・エンターテインメント レインメイカー・フィルムズ CTMプロダクション |
配給 |
サバン・フィルムズ 松竹メディア事業部 |
公開 |
2017年6月1日 2017年6月16日 2018年6月9日[1] |
上映時間 | 91分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 オランダ |
言語 | 英語 |
松竹エクストリームセレクション第6弾作品。
ストーリー
編集この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
近未来、地球はエネルギー枯渇の危機に直面していた。人類はコピーしたもう一つの地球=エコーワールドを創り出し、そこから資源を調達することによって、この危機を打開しようとした。だが、地球とエコーワールドを繋ぐ巨大タワーの暴走により、地球は崩壊の危機に陥ってしまう。
元NASAのパイロット・ウィルは原因を探るためにエコーワールドへ送り込まれる。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替
- ウィル・ポーター: ダン・スティーヴンス(小松史法)
- アビゲイル・ヴォス: ベレニス・マーロウ(松本梨香)
- マイケル: ティゴ・ヘルナント(福里達典)
- ミア: チャリティー・ウェイクフィールド(北村幸子)
- ベクトマン: バス・カイザー
- ヒューゴ: マイク・リバノン(本田裕之)
- クリンセン博士: マイク・レウス
製作
編集2016年2月、ティム・スミットが監督、チャーリー・キンディンガーとオミッド・ノーシンが脚本を務める映画『リディバイダー』の製作とダン・スティーヴンスとベレニス・マーロウが出演することが発表された。また、プロデューサーとしてアーロン・ライダーも参加する[4]。テーマソングはドン・ディアブロが手がけている[5]。
出典
編集- ^ “『美女と野獣』野獣俳優主演!FPS視点&客観視点の交差する異色SF!”. シネマトゥデイ. (2018年4月16日) 2018年4月16日閲覧。
- ^ “リディバイダー”. WOWOW. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “ダン・スティーヴンス主演「リディバイダー」公開、一人称と客観視点で2つの世界描く”. ナタリー. (2018年4月16日) 2019年3月5日閲覧。
- ^ Wiseman, Andreas (February 13, 2016). “FilmNation sci-fi 'Redivider' starring Dan Stevens lands at EFM”. Screen International. April 22, 2017閲覧。
- ^ “Don Diablo releases 'Echoes' as official theme song for Kill Switch”. Dancingastronaut.com. 9 September 2017閲覧。