リチャードソン・ヴィアノ
リチャードソン・ヴィアノ(Richardson Viano、2002年8月16日 - )は、ハイチのアルペンスキー選手[1]。タバー出身。
個人情報 | |
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フルネーム | Richardson Viano |
国籍 | ハイチ |
生誕 | 2002年8月16日(22歳) タバー |
スポーツ | |
競技 | アルペンスキー |
来歴
編集彼はハイチ生まれで、1年半を孤児院で過ごした後、3歳の時にフランスのブリアンソンに住むヴィアノ夫妻の養子となった[2]。スキーインストラクターである父親のアンドレア・ヴィアノの下、スキーを始めた。しかし、2018年にはフランス代表となる夢は叶わないと感じ、スキーをやめることも考えていた。
ところが、翌2019年、16歳のヴィアノの元に、自身もアルペンスキー選手でありハイチ・スキー連盟の創設者で会長のジャン=ピエール・ロイから、ハイチ生まれのアルペンスキー選手を探しているのでハイチ代表にならないかと打診の電話があった。ヴィアノはこのことについて、当初は友人のいたずらと思ったが、インターネットで検索してみたところハイチ・スキー連盟が実在することを知った、と語っている。
その後、ヴィアノは申し出を受け入れ、同年の夏にハイチのパスポートを取得。11月には国際スキー連盟からハイチ代表への移籍の承認を得た[3]。
2021年アルペンスキー世界選手権にハイチ代表として出場し、男子回転では予選通過後の本戦で途中棄権となったものの、男子大回転では35位という結果となった[4]。
2022年北京オリンピックでは、ヴィアノはハイチ史上初の冬季オリンピック選手として出場を果たした。開会式では旗手を務めた[5]。
主な戦績
編集年 | 大会 | 開催地 | 種目 | 順位 | 記録 | 備考 |
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2021 | アルペンスキー世界選手権 | コルティーナ・ダンペッツォ | 大回転 | 35位 | 3分00秒48 | |
回転 | - | 途中棄権 | ||||
2022 | オリンピック | 北京 | 大回転 | - | 途中棄権 | |
回転 |
脚注
編集- ^ “VIANO Richardson - Athlete Information”. 国際スキー連盟. 13 February 2022閲覧。
- ^ “真冬の五輪に挑戦した「暑い国」の選手たち 北京五輪では“意外な国”からの出場も〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース”. AERA dot. (3 February 2022). 13 February 2022閲覧。
- ^ “Richardson Viano to become first Haitian to compete at Olympic Winter Games in Beijing 2022”. Olympics.com. 13 February 2022閲覧。
- ^ “FIS - Richardson Viano - Results”. 国際スキー連盟. 8 February 2022閲覧。
- ^ Kreech, Hayes (3 February 2022). “Flagbearers share their emotions ahead of the Beijing 2022 Opening Ceremony”. www.olympics.com/. 国際オリンピック委員会. 3 February 2022閲覧。
外部リンク
編集- リチャードソン・ヴィアノ - 国際スキー連盟のプロフィール