リシャール・ド・ノルマンディー
リシャール・ド・ノルマンディー(フランス語:Richard de Normandie, 1054年ごろ - 1070年ごろ)は、イングランド王ウィリアム1世とマティルダ・オブ・フランダースの次男。
リシャール・ド・ノルマンディー Richard de Normandie | |
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出生 |
1054年ごろ ノルマンディー公国 |
死去 |
1070年ごろ イングランド王国、ニュー・フォレスト |
埋葬 | イングランド王国、ウィンチェスター大聖堂 |
家名 | ノルマン家 |
父親 | イングランド王ウィリアム1世 |
母親 | マティルダ・オブ・フランダース |
生涯
編集リシャールは1070年かそのすぐ後に、ニュー・フォレストでの狩りの時に張り出した枝に衝突して死去した[1]。リシャールはウィンチェスター大聖堂に埋葬された。弟ウィリアム2世もまた、1100年にニュー・フォレストで死去した。
リシャールは『バークズ・ピアレージ』において、父ウィリアム1世の大陸の領地の一部を領する「ベルネー公」として言及される。しかし、これは16世紀に作成されたリシャールの墓碑銘の誤った解釈に基づく誤りである[2]。
脚注
編集- ^ Bates 2016, p. 330.
- ^ James Robinson Planché's note, "An erroneous inscription in Winchester Cathedral", Journal of the British Archaeological Association 14 (1858): 284–87.
参考文献
編集- Bates, David (2016). William the Conqueror. New Haven, Connecticut: Yale University Press. ISBN 978-0-300-23416-9