ラ・ヨローナ〜泣く女〜
『ラ・ヨローナ〜泣く女〜』(ラ・ヨローナ なくおんな、原題: The Curse of La Llorona)は、2019年のアメリカ合衆国のホラー映画。監督はマイケル・チャベス、出演はリンダ・カーデリーニとレイモンド・クルスなど。中南米に古くから伝わる怪談「ラ・ヨローナ」を題材にしており、ジェームズ・ワンがプロデューサーを務めた[2]。「死霊館ユニバース」の6作目であり[3][4]、ストーリーの時系列上では『アナベル 死霊博物館』(2019年)と『死霊館 エンフィールド事件』(2016年)の間に位置している。
ラ・ヨローナ〜泣く女〜 | |
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The Curse of La Llorona | |
監督 | マイケル・チャベス |
脚本 |
ミッキ・ドートリー トビアス・イアコニス |
製作 |
ジェームズ・ワン ゲイリー・ドーベルマン エミール・グラッドストーン |
製作総指揮 |
リチャード・ブレナー デイヴ・ノイスタッター ウォルター・ハマダ ミシェル・モリッシー マイケル・クリアー |
出演者 |
リンダ・カーデリーニ レイモンド・クルス パトリシア・ヴェラスケス |
音楽 | ジョセフ・ビシャラ |
撮影 | マイケル・バージェス |
編集 | ピーター・グヴォザス |
製作会社 |
ニュー・ライン・シネマ アトミック・モンスター |
配給 | ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ |
公開 |
2019年4月19日 2019年5月10日 |
上映時間 | 93分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | 1億1000万円[1] |
前作 |
死霊館ユニバース アナベル 死霊館の人形(2018年) |
次作 |
死霊館ユニバース アナベル 死霊博物館(2019年) |
ストーリー
編集この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
1673年のメキシコ。ヨローナは愛する夫に浮気され、嫉妬に狂った結果、夫が世界で一番愛する我が子を溺死させ、自らも川に身を投げた。そして、ヨローナは白いドレス姿の悪霊となってこの世をさまよって水のあるところに現れ、自分の泣き声を聞いた子どもたちをさらっていく。
そして、時が過ぎ、時代は1973年のロサンゼルス。ソーシャルワーカーのアンナは、子どもたちが危険にさらされているという、2児の母親パトリシアからの助けを無視する。その後、パトリシアの2人の子供は川で水死してしまう。パトリシアはアンナに「あんたのせいよ!」と詰め寄り、さらに「あんたの子供もいずれ聞くはずよ。あの女の泣き声を」という不気味な言葉を投げつける。それこそが、あのヨローナの呪いだった。
そしてパトリシアの予言通り、ヨローナが次のターゲットとして狙いを定めたのは、アンナの2人の子どもたちだった。そんなアンナたちの前に信仰心を捨てようとしていたラファエル神父が現れ、最悪の呪いと対峙する。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替声優。
- アンナ・テイト=ガルシア: リンダ・カーデリーニ(宮島依里)
- クリス・ガルシア: ローマン・クリストウ(関根有咲)
- サマンサ・ガルシア: ジェイニー=リン・キンチェン(渡谷美帆)
- ラファエル・オルヴェラ: レイモンド・クルス(日向とめ吉)
- パトリシア・アルバレス: パトリシア・ヴェラスケス(森夏姫)
- ラ・ヨローナ: マリソル・ラミレス
- クーパー刑事: ショーン・パトリック・トーマス(木内秀信)
- ペレス神父: トニー・アメンドーラ(野島昭生)
- エイプリル: マデリーン・マックグロウ(クレジットなし)
出典
編集- ^ 『キネマ旬報』2020年3月下旬特別号 62頁
- ^ “泣き声を聞いたら、終わり「死霊館」J・ワン製作の新作ホラー「ラ・ヨローナ」夏公開”. 映画.com. (2019年1月15日) 2019年3月7日閲覧。
- ^ “‘The Curse of La Llorona’ Scares Up Its Own Space in ‘The Conjuring’ Universe”. Bloody Disgusting (2019年3月16日). 2019年3月17日閲覧。
- ^ “ジェームズ・ワン製作『ラ・ヨローナ 〜泣く女〜』日本版予告編 『死霊館』シリーズ作品であることが明らかに”. ホラー通信 (2019年3月7日). 2019年3月17日閲覧。