ランド・オブ・プレンティ
2004年のヴィム・ヴェンダース監督によるドラマ映画
『ランド・オブ・プレンティ』(Land Of Plenty)は、2004年公開のアメリカ合衆国・ドイツ合作映画。ヴィム・ヴェンダース監督。
ランド・オブ・プレンティ | |
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Land Of Plenty | |
監督 | ヴィム・ヴェンダース |
脚本 |
ヴィム・ヴェンダース マイケル・メレディス |
製作 |
ジェイク・エイブラハム イン=アー・リー サムソン・マッケ ゲイリー・ウィニック |
製作総指揮 |
ピーター・シュウォーツコフ ジョナサン・シェアリング カロリーヌ・カプラン ジョン・スロス |
出演者 |
ミシェル・ウィリアムズ ジョン・ディール |
音楽 | トム&ナクト |
撮影 | フランツ・ラスティグ |
編集 | モーリッツ・ラウベ |
配給 | アスミック・エース |
公開 |
2004年10月7日 2005年10月22日 |
上映時間 | 124分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 ドイツ |
言語 |
英語 ドイツ語 |
アメリカ同時多発テロ事件をテーマにした作品。同時多発テロのみにとどまらず、貧困や家族、在米外国人などアメリカ合衆国の繁栄下における病巣までを描くドラマである。ヴェンダースが得意としているロード・ムービーとしての一面もある。少ない製作費をものともせず、16日間という驚異的な早撮りで完成した。
あらすじ
編集テルアビブから叔父を探しにロサンゼルスへやってきたラナは、ホームレスに慈善をおこなう団体であるキリスト教教会に身を寄せながら、叔父を探しまわる。一方、その叔父であるポールはテロリストからアメリカ合衆国を守るために監視するという義務を自らに課して一人で町中を監視し続ける奇妙な男であった。そして、その二人はアラブ系のホームレスが殺害された場所で再会することとなる。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹き替え
- ラナ - ミシェル・ウィリアムズ(高橋理恵子)
- ポール - ジョン・ディール(佐々木勝彦)
- ヘンリー - ウェンデル・ピアース(立木文彦)
- ジミー - リチャード・エドソン(斎藤志郎)
- シャーマン - バート・ヤング
- ハッサン - ショーン・トーブ
評価
編集レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは27件のレビューで支持率は63%、平均点は6.10/10となった[1]。Metacriticでは10件のレビューを基に加重平均値が62/100となった[2]。
受賞歴
編集- 2004年ヴェネツィア国際映画祭 ユネスコ賞
出典
編集- ^ “Land of Plenty”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年7月23日閲覧。
- ^ “Land of Plenty Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年7月23日閲覧。
外部リンク
編集- www.land-of-plenty.de
- ランド・オブ・プレンティ - allcinema
- ランド・オブ・プレンティ - KINENOTE
- Land Of Plenty - オールムービー
- Land Of Plenty - IMDb