ラムティーガー (ドイツ語: Raumpanzer "Tiger" (P) Rammtiger) は、VK4501(P) "ポルシェティーガー" の車体を流用して1943年8月に製造されたナチス・ドイツ戦闘工兵車である。

ラムティーガー
Rammtiger
性能諸元
主砲 主砲なし(主武装として衝角を装備)
装甲 前面・上面50mm、側面・後面50mm
エンジン ポルシェ社製タイプ101/1×2基
310hp×2(計620)馬力
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概要

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障害物の破壊を目的として開発され、主に市街戦での使用が想定された。VK4501(P)の車体に装甲構造物を搭載しており、衝角 (ラム) を使い体当たりすることで障害物を破壊するものである。3両のみ製造された。

出典

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参考文献

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  • 上田信『【図解】第二次世界大戦ドイツ戦車』新紀元社、2017年10月5日初版。

関連項目

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