ラミーガラ
リトアニア共和国の都市
ラミーガラ(リトアニア語: Ramygala)はリトアニアのパネヴェジース郡に属する都市。
ラミーガラ Ramygala | |||
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ラミーガラの風景 | |||
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位置 | |||
ラミーガラの位置(リトアニア共和国) | |||
座標 : 北緯55度30分40秒 東経24度18分10秒 / 北緯55.51111度 東経24.30278度 | |||
歴史 | |||
文献に登場 | 1503年 | ||
市に制定 | 1957年 | ||
行政 | |||
国 | リトアニア | ||
地方 | アウクシュタイティヤ | ||
郡 | パネヴェジース郡 | ||
自治体 | パネヴェジース地区自治体 | ||
市 | ラミーガラ | ||
人口 | |||
人口 | (2009年現在) | ||
市域 | 1,668人 | ||
その他 | |||
等時帯 | EET (UTC+2) | ||
夏時間 | EEST (UTC+3) | ||
郵便番号 | LT-38031 |
概要
編集パネヴェジースとケダイネイを繋ぐ道路の中間にあり、パネヴェジースから24km南に位置する。面積は320ヘクタール。ネヴェジス川の支流の一つ、ウピーテ川が側を流れる丘陵にある。規模は小さく、2009年の調査によれば居住者の数は1700人を下回る。
ラミーガラという名が歴史上初めて言及されるのは13世紀のことである。1370年頃、ラミーガラの地はドイツ騎士団の侵略に脅かされていた。1500年より少し前、街で最初の教会が設立され、1503年、街に対してラミーガラという名称が用いられるようになる。
以後、少しずつ発展し、数年後には荘園を保有するようになる。16世紀末期には、定期市場を開催する特権を受けた。他のリトアニアの街と違って、ラミーガラは貴族の支配下に置かれることはなかった。どちらかと言うと、ヴィリニュス大聖堂(後年はヴィリニュス大学)に属していた。
1781年には、戦火で消失した教会の跡に新たな教会が設立され、それに続いて教区学校も建造された。20世紀になると更に拡張が実施され、2つの新たな学校施設とドミトリーが建造されて荘厳な施設となった。この学校は2005年にラミーガラ・ギムナジウムと命名されており、敷地内には歴史的文化物が奉納された博物館がある。
19世紀末には、3つの通路と祭壇を備えた、ゴシック・リヴァイヴァル様式の教会が新たに建造された。屹立する鐘楼が特徴であり、第二次世界大戦の戦火を被り破損したが、1950年代に再建された。