ラバット
ビール
ラバット(Labatt)は、カナダのビール醸造会社及びブランドである。 1847年にカナダ・オンタリオ州ロンドンで創立された。競合のモルソンと並び、カナダの二大全国ビールブランドのひとつである。 1995年にベルギーの世界最大のビール会社グループインベブ(InBev)に買収された。
沿革
編集製品一覧
編集ラバットの主な製品は下記の通り。
- ラバット・ブルー(Labatt Blue):主力のピルスナー・ラガー
- ラバット・ブルー・ライト(Labatt Blue Light)
- ラバット・ブルー・ドライ(Labatt Bleue Dry):主にケベック州で販売(フランス語綴りになっている)
- ラバット・クリスタル(Labatt Crystal)
- ラバット・エクストラ・ドライ(Labatt Extra Dry):カナダ初の「ドライ」商品
- ラバット50(Labatt 50):エール
- ラバット・ジェニューイン(Labatt Genuine):ラガー
- ラバット・アイス(Labatt Ice):世界初のアイス・ビール
- ラバット・ライト(Labatt Lite):カナダ初のライト・ビール
- ラバット・ノルディック(Labatt Nordic):アルコール分0.5%
- ラバット・ワイルドキャット(Labatt Wildcat):低価格商品
- ラバット・ワイルドキャット・ストロング(Labatt Wildcat Strong)
- ラバット・スターリング(Labatt Sterling):低カロリー商品
- コカニー(Kokanee):ブリティッシュ・コロンビア州地域商品
- コカニー・ゴールド(Kokanee Gold):ブリティッシュ・コロンビア州地域商品
- クートニー・マウンテン・エール(Kootenay Mountain Ale):ブリティッシュ・コロンビア州地域商品
- スクーナー(Schooner):カナダ東部地域商品(ラガー)
- アレクサンダー・キース「インディア・ペール・エール」(Alexander Keith’s India Pale Ale):ノバスコシア州地域商品(ペール・エール)
スポーツへの協賛
編集- 1976年〜2000年まで、大リーグ野球(MLB)チーム「トロント・ブルージェイズ」のオーナーであった。2000年にロジャース・コミュニケーションズに売却。
- カナディアンフットボール(CFL)のハミルトン・タイガーキャッツとウィニペグ・ブルーボマーズのスポンサーであり、CFLの発展に大きく貢献している。
- 1990年〜1993年、1995年から1996年まで、F1のウィリアムズ・ルノーチームをスポンサーしていた。サイドポンツーン部分に社名ロゴとマークが入っていた。
- 1998年よりNHL(北米プロアイスホッケーリーグ)のスポンサーである。
- カナダで開催される2015 FIFA女子ワールドカップのスポンサーとなる[1]。
出典
編集- ^ “Labatt Breweries signs up to support the FIFA Women's World Cup Canada 2015™”. FIFA.com (2013年11月24日). 2013年11月30日閲覧。