ラスナマエ
タリン旧市街の街区(エストニア)
(ラスマナエから転送)
ラスナマエ(Lasnamäe)〔エストニア語での発音は「ラスナメェー」に近い〕とは、エストニアの首都タリンにおける行政地域の一つ。タリンの中でもロシア系住民が多数を占める地区として知られる。人口は約11万3千人(2006年)。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/68/Lasnam%C3%A4e_2006.jpg/250px-Lasnam%C3%A4e_2006.jpg)
周辺に石灰石が多く埋蔵しており、中世より採掘されていた。
かつてのソビエト統治時代には軍需工場があったが閉鎖された。
エストニア内でも治安の悪い地域であり、日本の外務省も注意を喚起している。
FCアヤックス・ラスナマエが、ラスナマエ地区を本拠地とするサッカークラブである。
参考文献
編集- 原翔 『バルト三国歴史紀行Ⅰ エストニア』 彩流社、2007年