ラスト・コマンド
W.A.S.P.のアルバム
『ラスト・コマンド[7]』(原題:The Last Command)は、アメリカ合衆国のヘヴィメタル・バンド、W.A.S.P.が1985年に発表した2作目のスタジオ・アルバム。
『ラスト・コマンド』 | ||||
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W.A.S.P. の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | カリフォルニア州ハリウッド The Pasha Music House | |||
ジャンル | ヘヴィメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | キャピトル・レコード | |||
プロデュース | スペンサー・プロファー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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W.A.S.P. アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「Wild Child」 - YouTube 「Blind In Texas」 - YouTube |
背景
編集トニー・リチャーズの脱退に伴い、本作よりスティーヴ・ライリーが加入。本作ではクワイエット・ライオットとの仕事で知られるスペンサー・プロファーをプロデューサーとして迎えた[8]。また、「ランニング・ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」には、当時クワイエット・ライオットのメンバーであったカルロス・カヴァーゾとチャック・ライトがバッキング・ボーカルで参加している[9]。
日本の東芝EMIからは、通常盤に加えてポスター、ブックレット、ステッカー、バンドのロゴの装飾品が付いた限定盤(S33-1001)もリリースされた[10]。
本作に伴うツアーを最後にランディ・パイパーが脱退し、その後ブラッキー・ローレスはベースからギターにパートを変更する。
反響
編集母国アメリカのBillboard 200では49位に達した[5]。ノルウェーのアルバム・チャートでは4週連続でトップ20入りして、最高14位に達した[1]。全英アルバムチャートでは本作が48位に達し[4]、本作からのシングル「ワイルド・チャイルド」は1986年に全英シングルチャートで71位に達した[11]。日本のオリコンLPチャートでは、限定盤(S33-1001)が最高32位、通常盤(ECS-91134)が最高60位を記録した[3]。
収録曲
編集特記なき楽曲はブラッキー・ローレス作。
- ワイルド・チャイルド - Wild Child (Blackie Lawless, Chris Holmes) - 5:12
- ボールクラッシャー - Ballcrusher (B. Lawless, C. Holmes) - 3:25
- フィストフル・オブ・ダイヤモンド - Fistful of Diamonds - 4:15
- ジャック・アクション - Jack Action (B. Lawless, Steve Riley) - 4:15
- ウィドウメイカー - Widowmaker - 5:18
- ブラインド・イン・テキサス - Blind in Texas - 4:21
- クライズ・イン・ザ・ナイト - Cries in the Night - 3:41
- ラスト・コマンド - The Last Command - 4:10
- ランニング・ワイルド・イン・ザ・ストリーツ - Running Wild in the Streets - 3:29
- セックス・ドライヴ - Sex Drive (B. Lawless, C. Holmes) - 3:02
1998年再発盤ボーナス・トラック
編集- ミシシッピー・クィーン - Mississippi Queen (Mountain) - 3:20
- サヴェイジ - Savage (B. Lawless, Randy Piper, C. Holmes) - 3:32
- オン・ユア・ニーズ [ライヴ] - On Your Knees (live) - 4:39
- ヘリオン [ライヴ] - Hellion (live) - 4:44
- スリーピング [ライヴ] - Sleeping (In the Fire) (live) - 5:45
- アニマル [ライヴ] - Animal (Fuck Like a Beast) (live) - 4:37
- 悪魔の化身 [ライヴ] - I Wanna Be Somebody (live) - 5:54
カヴァー
編集- ワイルド・チャイルド
- ハイランド・グローリー - アルバム『フォーエヴァー・エンデヴァー』(2005年)の日本盤CDにボーナス・トラックとして収録。
参加ミュージシャン
編集- ブラッキー・ローレス - ボーカル、ベース
- クリス・ホルムズ - リードギター、リズムギター
- ランディ・パイパー - リードギター、リズムギター、バッキング・ボーカル
- スティーヴ・ライリー - ドラムス、バッキング・ボーカル
ゲスト・ミュージシャン
- カルロス・カヴァーゾ - バッキング・ボーカル(on #9)
- チャック・ライト - バッキング・ボーカル(on #9)
脚注・出典
編集- ^ a b norwegiancharts.com - W.A.S.P. - The Last Command
- ^ swedishcharts.com - W.A.S.P. - The Last Command
- ^ a b 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.326
- ^ a b W.A.S.P. | full Official Chart History | Official Charts Company - 「ALBUMS」をクリックすれば表示される。
- ^ a b “W.A.S.P. - Awards”. AllMusic. 2016年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月31日閲覧。
- ^ Discographie - W.A.S.P. - charts.de - 2014年6月25日閲覧
- ^ 日本初回発売時の表記は『ザ・ラスト・コマンド』だが、1998年発売の日本盤リマスターCD(VICP-60150)では現行表記に変更された
- ^ The Last Command - W.A.S.P. | AllMusic - Review by Greg Prato
- ^ 日本盤リマスターCD(VICP-60150)英文ブックレット内クレジット
- ^ W.A.S.P. - The Last Command (Vinyl, LP, Album) at Discogs
- ^ W.A.S.P. | full Official Chart History | Official Charts Company