ラジオNIKKEI根室送信所(ラジオニッケイねむろそうしんしょ)は、北海道根室市に所在する、日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)の送信所。1996年10月17日開局。

根室送信所外観

概要

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送信所のアンテナ
 
ラジオNIKKEI根室送信所の空中写真(2019年9月)。黄色の矢印で示した先が送信所建屋。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

送信施設概要

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放送局名 呼出符号 周波数
MHz
空中線電力 放送対象地域 放送時間帯 備考
日経ラジオ社
通称「ラジオNIKKEI
JOZ4 3.925 10kW 東日本および首都圏補完用 7:00 - 8:00
17:00 - 24:00
第1放送(呼出符号:JOZ)
同一周波数送信
送信可能周波数範囲3.2〜15.6MHz、終段プレート変調、強制空冷四極管4CX15000A×3(プレート損失15000W、フィラメント電圧5V、フィラメント電流38.5A、使用可能周波数150MHz、重量0.85kg)、変調用強制空冷四極管4CX5000A×2(プレート損失5000W、フィラメント電圧7.5V、フィラメント電流75A、使用可能周波数220MHz、重量4.3kg)
AF入力600Ω(0dBm)、RF出力50Ω、音声周波数特性+/-1.5dB30〜10000Hz(50%変調時)、歪率3%以下(95%変調時、50〜7500Hz)、大きさ縦200cm×横200cm×奥行き100cm
  • 空中線:反射器付支線式折り返し水平ダイポール×2列1段 指向性送信

沿革

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  • 1996年平成8年)
    • 3月31日 - 日本電信電話札幌栄町送信所廃止に伴い、ラジオたんぱ札幌送信所(JOZ4 3.925MHz 10kW)廃止。
    • 10月17日 - 日本電信電話和田無線受信所跡の現在地に移転し、再開。遠隔制御による無人運用。
  • 2018年(平成30年)
    • 9月 - 北海道胆振東部地震ブラックアウトの影響を受け、6日 6:55から翌7日 16:50まで停波した[1]
    • 10月1日 - 経費削減のため、通常時8時から17時までの運用停止に踏み切る。

脚注

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  1. ^ 平成30年北海道胆振東部地震・ブラックアウトにおける通信・放送の被害状況とその対応「通信、放送の被害状況」 北海道総合通信局 2023年12月2日閲覧

参考文献

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  • 『資料集 日本の短波放送』(日本短波クラブ編 2000年)
  • 『ラジオNIKKEI開局50周年記念誌』巻末資料(ラジオNIKKEI編 2004年)
  • Radiofly Wiki 日経ラジオ社

関連項目

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座標: 北緯43度17分48.55秒 東経145度33分49.89秒 / 北緯43.2968194度 東経145.5638583度 / 43.2968194; 145.5638583