ラオックスヒナタ
日本のかつての家電量販店チェーン
ラオックスヒナタ株式会社は、長野県長野市にあり、県内を中心に展開していたラオックスの連結子会社の家電量販店チェーン。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | ラオックス |
本社所在地 |
日本 〒380-0833 長野県長野市大字鶴賀権堂町2210 |
設立 | 1988年(昭和63年)11月 |
業種 | 小売業 |
事業内容 |
家庭電化製品、パソコン、AV機器、 音楽・映像・ゲームなどのソフト販売 |
代表者 | 山下巌(代表取締役社長) |
資本金 | 2億円 |
売上高 | 36億円600万円(2008年3月期) |
総資産 | △11億4500万円(2008年3月期) |
従業員数 | 正社員53人、パート・アルバイト15人 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | ラオックス(87.7%) |
特記事項:2010年5月19日に清算手続が結了 |
概要
編集1988年11月に長野市の日南田電気株式会社とラオックスが提携し設立。設立当初は日南田電気が6割の株式を所有していたが、後に株式の87.7%をラオックスが所有し、同社の連結子会社となった。かつては長野県内に多くの店舗を出店していたが、2000年代に入っての大型競合店の出店で業績が悪化。不採算店舗の閉鎖などのリストラやラオックス本体から支援が図られたが、7期連続で純損失を計上して債務超過に陥り、経営の立て直しが困難となったため2008年10月30日に事業停止を決定。残った店舗は同年12月に閉鎖された。
2009年4月24日、親会社のラオックスが当社の解散および特別清算手続の開始を決議。6月中に解散を承認、9月中に特別清算手続を終える予定だったが、時期がずれこみ、2010年5月19日に清算結了となった。
沿革
編集- 1916年(大正5年)6月 - 現在の長野県長野市権堂町に日南田紙器製作所(ひなたしきせいさくじょ)を創立。
- 1945年(昭和20年)10月 - 電気部門を開設し、電気製品やラジオ関連製品の販売を開始。
- 1948年(昭和23年)2月 - 日南田電気紙器有限会社(ひなたしでんきしき)を設立。
- 1953年(昭和28年)12月 - 日南田電気株式会社(ひなたしでんき)と改称。
- 1988年(昭和63年)11月 - 日南田電気株式会社の電気部門とラオックスが提携し、ラオックスヒナタ株式会社を設立。
- 1993年(平成5年)9月 - ラオックスが買収し、子会社化。
- 2008年(平成20年)
- 10月30日 - 同年12月をもって事業を停止することを発表。
- 12月14日 - 全5店舗を閉鎖。
- 2009年(平成21年)1月30日 - 佐久平店を北越ケーズに事業譲渡。
- 2010年(平成22年)5月19日 - 清算結了。
特徴
編集店舗展開
編集長野県の北信地方と東信地方を中心に出店。当初は競合他店が少なかったことから、長野県における家電量販店の先駆者とも呼ばれていたが、2000年代に入り競合店の出店で業績が悪化。
店舗の閉鎖を進めて2008年には5店舗のみとなり、同年12月14日に全て閉店した。インストア形式でアソビットシティが入居しているなど、親会社・ラオックスの店舗形式を踏襲していた。
運営店舗
編集(何れも2008年12月までに閉鎖となっている)